空港が混雑するのは何時?
今回のデータは8月の羽田空港・成田空港の国際線時刻表を基に算出している
オンライン総合旅行サービス「エアトリ」が、8月の羽田空港・成田空港の国際線時刻表を基に、空港の出発ターミナル及び到着ターミナルが最も混み合う時間帯を調査した。当記事ではその結果をベースに、空港ごとの傾向を紹介する。
羽田空港と成田空港で出発便の多い時間帯ベスト3
羽田空港と成田空港で到着便の多い時間帯ベスト3
羽田空港は深夜にもピークが!
まずは羽田空港の出発便について見てみたい。羽田空港からの出発便は午前10時台が12便と最も多い。続いて午前11時台が約10便となっており、午前中に出発する便が多いことがわかった。到着時間に関しては夜の便が多く、午後9時・10時台が到着便のピークとなっている。
しかし、ここで注目したいのが深夜0時台の出発便の多さ。羽田空港は夜間も営業しているため、深夜0時台にも出発便が集中しているのだ。深夜便なら1日の仕事を終えてから空港に向かうことができる。さらに、行き先が時差もなく数時間で到着できる場所であれば、翌日以降も朝から現地で過ごせるため、体力的に自信がある人にはオススメだ。
■羽田空港のピークまとめ
・出発便のピーク= 午前10・11時台
・到着便のピーク= 午後 9 ・10時台
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続いて成田空港の混雑時間をチェック!
成田空港は昼から午後にピークが集中!
次は成田空港の傾向を見てみたい。成田空港は第1~第3までターミナルが分かれているが、今回は規模の大きな第1ターミナル(北/南ウイング)、第2ターミナルについてのみ調査が行われた。
【第1ターミナル 北ウイング】昼過ぎからの混雑に注意
第1ターミナル 北ウイングからの出発便は、1日を通して分散されていることが分かった。ただし到着便は午後1時・2時台に集中。ここから徐々に第1ターミナルは賑わいを見せていくようだ。
■北ウイングのピークまとめ
・出発便のピーク=特になし
・到着便のピーク=午後1・2時台
【第1ターミナル 南ウイング】午後3時~5時台の混雑に注意
同じ第1ターミナルでも南ウイングは午後5時台の出発が圧倒的に多く、その数は約21便。到着便も午後3時台に約21便が到着と大きな偏りがある。
■南ウイングのピークまとめ
・出発便のピーク=午後5時台
・到着便のピーク=午後3時台
【第2ターミナル】往復とも夕方の混雑に注意
第2ターミナルから最も多く出発するのは、午前10時台の約17便。だが、次に出発便が多いのは午後5時・6時台となっており、到着便も午後3時・4時台が多いことから夕方が混雑することが予想される。
■第2ターミナルのピークまとめ
・出発便のピーク=午前10時台、午後5・6時台
・到着便のピーク=午後3・4時台
以上、各空港ターミナルの混雑状況をまとめてみた。事前にピークの時間帯を把握しておけば、空港に到着してから予想以上の混雑に焦ることも減るはず。空港の混雑で慌てた経験のある人は、今回のデータを参考にしてみてはいかがだろうか。