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クルマ2018.07.13

夏フェス感覚で楽しめる? 富士24時間参戦レポート

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富士スピードウェイで行われる24時間レースとしては実に50年ぶり! 迫力のレースを目の前で観戦できたのはもちろん、現地では他にもたくさんの楽しみが!

まるで夏フェス? キャンプしながら家族で楽しもう!

 6月2・3日に開催された「ピレリ スーパー耐久シリーズ2018 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース」(以下富士24時間)は、富士スピードウェイで行われる24時間レースとしては実に50年ぶりの開催となった。

 今回、とても印象的だったのが、夏の音楽フェスのように会場でキャンプをしながら観戦する家族連れが多かったこと。期間中に打ち上げられる花火や近隣の温泉施設、そしてキャンプだからこそ味わえる朝日に染まる富士山の美しい姿など、レース以外の楽しみも盛りだくさん! たくさんの来場者が24時間レースならではの体験を楽しんでいた。今回はそんな現場の様子とイベントの魅力についてお届けしたいと思う。

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24時間レースを制したのはGTNET MOTOR SPORTSチーム

富士スピードウェイでキャンプ+レース観戦

 実際に訪れてみて驚いたのは、家族連れがとにかく多いということ。中学生以下は入場料金が無料ということもあり、キャンプやBBQを楽しみながらレース観戦をしている家族連れがたくさんいた。

 ところで、このスタイルはいつから始まったのだろうか? 富士スピードウェイ広報部に聞いてみた。

「以前から夜間もゲートが開放されているレースでは、敷地内で車中泊をしたりテントを張ったりして夜を過ごすレースファンの方々はいらっしゃいました。2017年8月に開催された『SUPER GT第5戦 富士300kmレース』で初めて公式に『FUJI SPEEDWAY ACTIVE PARK CAMP』というイベントを実施したのですが、これも大変好評でしたね。今回は24時間レースということもあり、テントを張って観戦する方も多かったように思います。直火禁止というルールだけ守ってもらって自由に楽しんでいただいています」

 以前から泊まり込みで観戦する人たちはいたものの、近年になってからはキャンプで楽しむスタイルがすっかり定着したようだ。

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えっ、キャンプ用品付き観戦チケットまで?

新品のキャンプ用品がセットになった観戦チケットも大人気!

 キャンプ用品がない人でも安心。今回はなんと、新品のキャンプ用品がセットになった観戦チケットも販売され、早々に完売したとのこと。販売されたのは、4~5人用のテントとグランドシート、ランタンがセットになった「キャンプヴィレッジスターターセット」と、さらに大人用寝袋が2セット追加された「キャンプヴィレッジコンフォートセット」。これらのチケットを購入した人向けに、キャンプエリアにはあらかじめ新品のテントが張られており、初心者でもすぐにキャンプが始められるという利便性が受けたようだ。なお、撤収は各自で行い、テントをはじめセットに含まれる寝袋などのキャンプグッズは、自身のものとして持ち帰れるようになっている。

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レース観戦にも絶好のポイントであるキャンプエリア。色とりどりのテントが張られ、富士山をバックにたくさんのファミリーがBBQを楽しんでいる光景は圧巻の一言だった。

 富士スピードウェイ内では、花火の打ち上げや戦隊ヒーローショーが開催されるなど、キャンプやBBQ以外にも家族で楽しめるイベントが多数催された。敷地内に併設された体感型恐竜アミューズメント施設「富士ジュラシックウェイ」も、土曜日には夜間営業を実施。さらに、子どもが喜ぶ催しが多数開催されただけでなく、近隣の日帰り温泉施設までバスで往復するサービスもあった。至れり尽くせりのアクティビティの充実ぶりに、思わずレースを忘れてしまうほど。あらゆるファミリーレジャーがたっぷり楽しめる2日間となった。

レースの楽しさと家族の思い出をセットで体験

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雄大な富士山をバックに過酷な24時間レースは事故もなく無事終了した。

 幼いうちから家族で『モータースポーツ+α』を楽しめる機会はとても貴重。主催する側にも「子どものうちからモータースポーツに触れ、楽しいイベントを経験してほしい」という思いが込められているのはもちろん、このようなイベントは、若者の車離れを阻止するためにも有効な試みとなるかもしれない。また、手ぶらで楽しめるBBQセットの用意もあれば、朝まで利用できるフードコートも各種用意されているので「車もレースも興味がない、キャンプなんて面倒」と思っているお母さんでも大丈夫! 来年はぜひ、家族の一大イベントとして足を運んでみてはいかがだろうか。

2018年7月13日(雨輝・加藤久美子)

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