チクチクの常識破りなマクラ登場! 「睡眠用たわし」で快眠をゲット!!
マクラについては、さまざまな企業や研究機関などが研究を重ねている。約10分の頭のほぐしで快眠ワールドにすぐに導いてくれるということで、今とても人気があるヘッドスパ専門店「悟空のきもち」を運営するゴールデンフィールドもそのひとつだ。同社は独自の頭部と睡眠に関する研究において、入眠時、睡眠中、起床後の爽快感など、どの点から見てもマクラより優れているアイテムに到達したという。それがなんとタワシだというのだ!
マクラに最適な素材はなんとタワシだった!? 入眠の早さ、質の深い眠り、そして爽快な朝を保証するというゴールデンフィールドの「睡眠用たわし」。
翌日に疲れを残さないためには、「質のいい睡眠」が重要なことに異存がある人はいないだろう。そして、「マクラ」がそれを実現するための大きな要素のひとつであることも間違いないはずだ。
マクラは好みの問題もあるが、実際には体格などをよく考慮して柔らかさや高さなどを選ばないと、グッスリと寝られない事態を招いてしまうことになる。
一般的に人は1日に6~8時間ほど眠るわけで、ということは人生の3分の1~4分の1は寝て過ごす計算になる。つまり、全人生において、常にマクラが100点満点なら、あなたの人生の3分の1~4分の1は100点満点である、ということなのである。
人気ヘッドスパ専門店の経営企業が結論づけた最高のマクラとは?
マクラについては、さまざまな企業や研究機関などが研究を重ねている。約10分の頭のほぐしで快眠ワールドにすぐに導いてくれるということで、今とても人気があるヘッドスパ専門店「悟空のきもち」を運営するゴールデンフィールドもそのひとつだ。
同社は独自の頭部と睡眠に関する研究において、入眠時、睡眠中、起床後の爽快感など、どの点から見てもマクラより優れているアイテムに到達したという。それがなんとタワシだというのだ!
タワシはマクラ以上にマクラ向きのアイテムだった!
タワシがマクラより優れているとする理由は、以下の3点になる。
ひとつは、タワシは通気性がとてもいいこと。
「頭寒足熱」という言葉があるように、頭部は温めない方がいい。その点、タワシはマクラに比べて通気性がよく、常に平均して5度ほど低いので、それだけ頭部も温まらない。
多くの人が、起床後に頭がスッキリしない状態を経験しているかと思うが(毎日という人もいるだろう)、頭部の温め過ぎが原因のひとつなのだ。つまり、爽快に起きるためには睡眠中に涼しさを確保することが重要。そして、それをマクラ以上に得られるのがタワシというわけだ。
名古屋市工業研究所にて計測された結果。従来品マクラは、ポリエステル100%マクラ。公式サイトより抜粋。
チクチクと刺激があった方がよく眠れる!?
ふたつ目は、頭皮に関係する。
意外に思われるかもしれないが、実は入眠時も睡眠中も、頭皮に対する多少の刺激があった方がいいのだそうだ。となれば、チクチクするタワシはまさにうってつけ。タワシをマクラにしてしまえば、自動的に頭皮に対する刺激は確保されるのである。
丸洗いできてすぐに乾く!
そして3つ目は、直接的な睡眠の質にかかわらないかも知れないが、気分の面でも健康の面でも大きく影響する清潔さについて。
マクラは日々重くなっていくが、なんと、その理由がダニとそのフンや死骸などが蓄積していくことが原因だという。2年間使ったマクラの重さの3分の1がそれらの蓄積だそうだ。その点、タワシなら毎日水洗いしても短時間で乾くので、清潔さを維持しやすい。
こうした理由から、同社ではタワシこそがマクラとして最適という結論にたどり着いたのである。
だが、理想と現実の差は大きかった。実際にマクラとして利用できるタワシの開発は難航し、普通のタワシでは逆にかなり寝にくく、大きく挫折してしまったのである。
タワシの老舗会社に開発を依頼!
そこで、同社は野菜や体を洗える「やさしいたわし」を展開する和歌山県のたわし老舗会社の高田耕造商店に開発を依頼。
開発を依頼した先の和歌山県のタワシの老舗・高田耕造商店。
たわし職人との約半年にも及ぶ試行錯誤の末、透過性と弾力性を兼ね備えた中空エアリー素材を中材にした「睡眠用たわし」が完成したというわけだ。
睡眠用たわしの耕造。公式サイトより抜粋。
嬉しい誤算! 圧力分散まで優れていた!!
しかも嬉しい誤算として、当初は検討していなかった効能も実現。睡眠時に最適な圧力分散がマクラよりも優れていることが確認されたのだ。
睡眠用たわしと、一般的なマクラの圧力分散の比較。睡眠用たわしの方が、圧力がかかっている部分が多く、それだけ分散しているのがわかる。
徐々に慣らしていくのがベスト!
なお同社によれば、さすがに使い始めてすぐは違和感があるため、最初はタオルを上にかぶせ、徐々にタオルの面積を減らしていってその感触に慣れるようにするのがオススメだそうだ。
同社のオススメの慣らし方。最初は半分ほどをタオルで覆い、3週間かけてタオルの面積を減らしていく。
慣れてくれば入眠速度はもちろん、起床後の爽快感など、病みつきになるという。その自信のほどは、5年後の日本に「マクラ派・タワシ派」の論争を起こせるほどだとしている。
睡眠用たわしは茶と白の2色が用意されており、価格は9800円(税別)。3月24日発売だ。
2017年3月17日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)