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最終更新日:2016.12.26 公開日:2016.12.26

名作十選「なんちゃってエジソン」7番人気

JAFメディアワークス IT Media部 濱崎 暢

今だから明かせる撮影秘話と一緒にご紹介!

JAF Mate誌で4年間の連載を終えた「なんちゃってエジソン」。2016年も年の瀬に迫ったこの機に、司会者・ライター横内と調ベンジャー3人が全48話からザ・ベスト・オブ・「なんちゃってエジソン」10選を選んでみました。

ライター・司会者の横内氏&調ベンジャーの3人。

各自が10点を満点として「なんちゃってエジソン」全作品に投票する形式。40点が満点です。

第7位(得点:30/40点)
「チャイルドシートコンビンサー」って何?/2016年1/2月号

第6位をご覧になった皆様には、たいへんな落胆を味わわせてしまったかと思うと、心より申し訳なく思っております。ところが、本作にはご期待願いたい。JAF Mate誌上に掲載された写真があまりにもパッとしなかったために、歴代エジソンの中では下から数えたほうが早いくらいの不人気企画であった。確かに、この写真を見て、詳しく読みたくなる読者は少ないであろう。いい写真とか、悪い写真とか、そういう問題ではない。分からないのである。分からなすぎて、瞬時に判断がつかないのである。おもしろい記事なのか、そうでないのか。瞬時に判断ができない記事は、つまり「おもしろくない記事」なのである。残念である。

しかし、この動画は本当によく出来ています。とっても面白いのであります。

背景からご説明しよう。JAFにはシートベルトコンビンサーという、シートベルトの着用効果を体験するマシンがあります。これは、JAFには全国すべての都府県に1つ、北海道には6つの支部(拠点)があり、すべての支部に配備されている。しかし、チャイルドシートコンビンサーという、チャイルドシートの取り付け方法を学ぶためのマシンは52支部中、1支部しか持っていない。それがJAF兵庫支部である。兵庫支部の山副さんという方が、ものすごい努力をして、あっちこっちにいろんなことを尋ねて歩き、教えを請いながら、数年がかりでようやく完成に漕ぎ着けたのがチャイルドシートコンビンサーなのである。チャイルドシートで、お子さんの命を一つでも多く救いたい。そんな山副さんの情熱の結晶、である。

このマシン、何がすごいかというと、圧縮空気の力で、時速40キロまでの衝突の衝撃を再現できることがすごい。シートベルトコンビンサーは、重力による自由落下に頼んだ衝撃の再現なので、せいぜい時速5キロ相当。しかし、こちらは圧縮空気によって再現される時速40キロ相当の衝撃である。そんなすごいマシンを、トラックの荷台に積んでしまったのだから、どこにでも持って行って、イベントとか町工場とか、国会議事堂前とかで、時速40キロの衝撃を実演できるのである。

我々エジソンチームは、この40キロの衝撃をぜひ視聴者の皆さんにお届けしたいと思い、特別な許可をもらって実現できたのがこちらの実験である。

【実はすごいことやってるんです! な動画】

そういえば、JAF兵庫支部と言えば、全国52支部の中でここにしかないものがもう一つある。それはリアル店舗「e-JAF Shop ASHIYA」である。なので、ついでに取材してきたショップ映像もお楽しみくださいね。


■バックナンバーはこちら>「第7位 「チャイルドシートコンビンサー」って何?/ 2016年1/2月号

■動画で見る「なんちゃってエジソン」全編>「第7位「チャイルドシートコンビンサー」って何?

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