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公開日:2026.03.16

勝田選手のWRC初優勝で大注目! 進化した「26式GRヤリス」が4月6日発売。プロドライバーと開発したGRステアリングが気になる!【新車ニュース】

GRヤリス RZ“ハイパフォーマンス”|GR Yaris“High performance”

GAZOO Racing(GR)は3月13日、GRヤリスの一部改良モデルを発表し、同日より注文受付を開始した。税込車両価格は361万7200円〜588万2200円で、発売は4月6日。

GRヤリス RZ“ハイパフォーマンス”|GR Yaris“High performance”

文=細田 靖

写真=トヨタ

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プロドライバーと作り込んだGRステアリング採用

トヨタ GRヤリスは、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を体現する、GRブランドを象徴するモデルだ。

2026年の世界ラリー選手権(WRC)第3戦では、勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が「GRヤリス Rally1」で初優勝を達成。市販モデルのGRヤリスは、このラリーカーと共通する思想を受け継ぐモデルでもある。1.6L直列3気筒ターボをルーツとするパワーユニットや4WDコンセプトなどを共有し、まさに“ラリー直系”のスポーツカーとして注目されている。

2020年に登場した20式GRヤリス以降も、レースやラリーといった極限環境でクルマを鍛え続けてきた。そして今回発表された“26式”GRヤリスは、そうしたモータースポーツ参戦で得た知見を反映し、さらなる改良が施されている。

GRヤリス|GRステアリングホイール

GRヤリス|GRステアリングホイール

まずはGRステアリングが進化した。新デザインとなったGRステアリングは、ドライビングにおける操作性を追求して作り込みが行われたものだ。

モータースポーツでは、舵角180度でも持ち替えなしでステアリング操作を行う場面があり、従来のステアリングホイールではスイッチに触れないように配慮が必要で、「手のひらを理想的な位置に置けない」という声があった。

これを受けてスタートした開発では、粘土で形作った試作品を車両に装着してサーキットに持ち込み、プロドライバーと繰り返し評価を実施。その結果、操舵レスポンス向上のための小径化と、コーナリング時の押し操作で手のひらにフィットする左右グリップ形状へと至った。

また、ステアリングスイッチはモータースポーツを通して得た学びを活かし、それぞれのスイッチを独立させた配置にすることで操作性を向上したほか、スイッチ外周のリング状のイルミネーションにより夜間の視認性を向上させている。

合わせて、電動パワーステアリングがモータースポーツで得た知見を活かした設定に変更された。

今回の変更では、サーキット走行やラリー参戦などでのハイグリップタイヤ装着時や、高い制動力を必要とする高負荷での旋回時においても、電動パワーステアリング(EPS)のアシストがしっかりと稼働するように改良。

具体的には、トルクセンサー内のトーションバー剛性を最適化するとともに、ソフトウェア制御が変更された。これにより、ステアリングトルクの検出範囲を拡大させ、極めて高負荷での旋回時にも最適なアシストを行い、スムーズなステアリング操作を実現した。

一部グレードのタイヤをブリヂストンの「ポテンザ レース」に変更

GRヤリス|225/40ZR18タイヤ(ブリヂストン ・ポテンザ レース)×BBS製8Jインセット45mm鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント付)

GRヤリス|225/40ZR18タイヤ(ブリヂストン ・ポテンザ レース)×BBS製8Jインセット45mm鍛造アルミホイール(メタルスターグロスブラック塗装/センターオーナメント付)

RZ“ハイパフォーマンス”+エアロパフォーマンスパッケージと、RZ“ハイパフォーマンス”の標準装着タイヤが、ブリヂストンの「ポテンザ レース」に変更されたのも新しい。

「ポテンザ レース」は、モータースポーツにおける高いグリップ性能を長時間維持させるため、現場でのテストを重ねて新開発したタイヤだ。トレッドパターン、内部構造、ゴム配合を見直すことで、限界領域における車両のコントロール性を大幅に向上。

市街地走行からサーキットでの限界走行まで、安定したパフォーマンスを実現する。また、タイヤ性能を最大限に引き出すため、前後ショックアブソーバーの減衰力特性の最適化も行われた。

これらのほか、メーカーオプションの仕様変更も実施。これまで、縦引きパーキングブレーキとナビパッケージもしくはコンフォートパッケージを同時装着の場合、シートヒーターおよびステアリングホイールヒーターは非装着だったが、今回の仕様変更により、ナビパッケージ(税込24万3100円)、コンフォートパッケージ(税込11万9900円)ともに縦引きパーキングブレーキ(税込13万2000円)選択時でも、シートヒーターおよびステアリングホイールヒーターが装着される。

GRヤリス モデルラインナップ
・RZ:453万7200円(6速MT)/488万7200円(8速AT)
・RZ“ハイパフォーマンス”:503万7200円(6速MT)/538万7200円(8速AT)
・RZ“ハイパフォーマンス”+エアロパフォーマンスパッケージ:553万2200円(6速MT)/588万2200円(8速AT)
【モータースポーツ参戦用車両】
・RC:361万7200円(6速MT)/396万7200円(8速AT)
・RC+エアロパフォーマンスパッケージ:411万2200円(6速MT)/446万2200円(8速AT)
※価格は消費税込み

SPECIFICATIONS
GRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”|GR Yaris RZ“High performance”
ボディサイズ:全長3995×全幅1805×全高1455mm
ホイールベース:2560mm
最低地上高:130mm ※社内測定値
最小回転半径:5.3m
乗車定員:4人
車両重量:MT1280kg/AT1300kg
総排気量:1618cc
エンジン:直列3気筒ターボ
最高出力:224kW(304ps)/6500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgf-m)/3250-4600rpm
トランスミッション:6速MT/8速AT(GR-DAT※)
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:MT12.4/AT10.8km/L
※GAZOO Racing-Direct Automatic Transmission

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