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公開日:2026.03.11

ジープ初の4WDハイブリッドがデビュー! コンパクトSUV「アベンジャー 4xeハイブリッド」は燃費19.0km/Lを実現【新車ニュース】

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

ステランティスジャパンは3月5日、ジープのコンパクトSUV「アベンジャー」のラインナップに、日本ではジープ初となる四輪駆動ハイブリッドを搭載した「4xe Hybrid(フォー バイ イー ハイブリッド)」を追加した。グレードは「アップランド」の1グレードで、税込車両価格は499万円。

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

文=細田 靖

写真=ステランティスジャパン

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19.0km/Lの燃費を実現したコンパクトSUV

アベンジャーは、扱いやすいサイズにジープらしい冒険心あふれるデザインと機能性を凝縮したコンパクトSUV。2024年9月に発表されたBEVモデルに続き、このたび新たに四輪駆動ハイブリッドモデル「4xeハイブリッド」がラインナップに加わった。

走行状況によってフル電動走行も可能な高効率ハイブリッドシステムに、ジープ伝統の四輪駆動性能を組み合わせ、快適な日常使いと本格的な走破性能を両立した1台だ。

パワートレインは、1.2リッター直列3気筒ターボエンジン+6速DCTに始動用と前輪駆動用の2基のモーターに加え、さらにリアアクスルに後輪駆動用のモーターを組み合わせた48VハイブリッドAWD(=All Wheel Drive※)システムを搭載。

システム総合で145psを発揮し、19.0km/LのWLTCモード燃費を実現した、ジープとして初めて導入されたパワートレインだ。
※路面や走行状態に応じて前輪と後輪の両方に自動で駆動力を配分する仕組み

市街地ではモーターによる電動走行での発進が基本で、走行状況によって、約30km/hまで電気モーターによる走行が可能。信号等での減速時にもスマートにエネルギーを回収し、欧州仕様の実走行評価では市街地走行時間の50%以上をエンジン停止状態で走行した実績を持つ。48Vシステムでありながら、100%電動走行もこなすスマートなハイブリッドシステムである。

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

電動モーターと走行モードに応じた制御を組み合わせた電動AWDシステムにより、速度域に応じて前後の駆動力配分を自動で最適化。

路面状況やドライバーが求める走行スタイルに応じて、走行特性や駆動力配分を最適化する走行モードシステム「Selec Terrain(セレクテレイン)」には、AUTO、SPORT、SNOW、SAND/MUDの4つの走行モードが設定されている。

AUTOでは、0〜約30km/hにおいて電動モーターによる前輪駆動走行、約30〜90km/hにおいてはオンデマンドAWD(必要時のみ後輪に駆動力を付与)、そして約90km/h以上では、効率を優先した前輪駆動へ切り替わり、高速走行時も安定した走行を実現する。

SNOWやSAND/MUDを選択した場合、0~約30km/hでは常時AWDに設定され、必要に応じた走破性を確保する。

後輪側には、減速比22.7:1のリデューサー(※)を介して駆動力を増幅する電動モーターを搭載し、1900Nm相当のホイールトルクを発生。ぬかるみ・雪道・砂地などの滑りやすい路面でも高い走破性を実現すると同時に、力強い牽引力を発揮する。

さらに、下り坂で設定した低速を維持し、ブレーキ操作を自動で補助するヒルディセントコントロールを標準装備し、急な下り坂でも車速を一定に保ちながら安定した走行をサポートする。
※モーターの回転を減速し、大きなトルクに変換する減速機

リヤのマルチリンクサスペンションは4xeハイブリッド専用に設計。荒れた路面での走破性向上のみならず、オンロードでのコーナリングや高速走行でも快適な乗り心地と安定した走りを実現する。

最下部のスプリングリンクにはラバー塗装を施し、悪路での金属面へのダメージを防止するなど、過酷な環境下でも安心して走行できるよう細部にまで配慮されている。

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

内外装には4xeハイブリッドならではのディテールが与えられた。エクステリアはオフロード志向をさらに強めたデザイン。フロントバンパーには専用デザインを施し、フロントフェイシア下部は、オフロード走行で重要なアプローチアングルをBEVモデルより2度拡大した形状としたうえで、傷が目立ちにくいモールドインカラー素材を採用。

フォグランプはBEVモデルよりもその位置を高く、より外側に配置し、夜間の視認性を向上させている。さらにルーフレールやリヤ牽引フック、オールシーズンタイヤを標準装備し、アウトドアでの信頼性と使い勝手を高めている。

ジェリー缶のデザインからインスパイアされた“X”のLEDリヤライトをはじめ、“X”をカモフラージュデザインに仕立てた「X‑camo(エックスカモ)」を様々な部位に展開。アベンジャーから始まった新しいスタイルを象徴するデザインシグネチャーとして、全体に統一感をもたらしている。

さらに、専用のシグネチャーデザインとして、フロントバンパーの“X”アクセントやリヤに配した“4xe”エンブレムに加え、ホイールをブラック色仕上げとすることで力強さと精悍さを際立たせている。

また、フロントバンパー下部に渡河性能400mmを示すジープダックのマーキングを施し、ジープらしい遊び心も。

ボディカラーは新色の「コンクリート」に加え、イエロー系の「サン」、ブラック系の「ボルケーノ」、ホワイト系の「スノー」の4色から選べる。

このほか、サンルーフと18インチアルミホイールを装備した、デザイン性と開放感をさらに高めた「スタイルパック仕様(税込車両価格517万円)」も用意された。

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4xe Hybrid Upland

インテリアは「Design to Function(機能性あってのデザイン)」をテーマに、視認性の高いフルカラーの10.25インチ・マルチビューディスプレイと10.25インチのタッチパネルモニターを装備。優れた操作性と視認性を両立させている。

さらに、ダッシュボード下部、大型センターコンソール、ドアポケットに合計約26Lの収納スペースを確保し、日常からレジャーまで使い勝手の良い室内空間を実現。

また、ブラックのヘッドライナーとシルバーのダッシュボードに配した専用“4xe”ロゴは、アベンジャーの堅牢でありながら洗練された印象を加えている。

シートには、雨天時やアウトドア後の泥はね、水濡れもすぐに拭き取れる、実用性と耐久性に優れた撥水加工のファブリックを採用。シートにも「X‑camo」模様を取り入れ、エクステリアと統一した意匠が楽しめる。

「ローンチエディション」が100台限定で発売

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・ローンチエディション|Jeep Avenger 4ex Hybrid Launch Edition

ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・ローンチエディション|Jeep Avenger 4ex Hybrid Launch Edition

アベンジャー4xeハイブリッドの日本発表を記念し、100台の限定車「ローンチエディション」が設定された。税込車両価格は509万円。

ローンチエディションは、ボディカラーに「スノー」を採用。ボンネットにはAvengerのサインが際立つ専用のフードデカールをあしらい、フロントまわりに配したグリーンのアクセントに加え、ブラックペイントルーフによって、精悍な個性を強調した特別な装いが特徴だ。

ジープのブランドアンバサダーに平野歩夢選手が就任!

ジープ・ブランドアンバサダー 平野歩夢|Ayumu Hirano – Jeep Brand Ambassador

ジープ・ブランドアンバサダー 平野歩夢|Ayumu Hirano – Jeep Brand Ambassador

「アベンジャー4xeハイブリッド」の日本発売を機に、同社はジープのブランドアンバサダーとして、スノーボーダーでありスケートボーダーの平野歩夢選手を起用したことを発表した。

2026年に85周年を迎えるジープは、自らの意志で道を選ぶ「自由」、本質を求める「本物」、未知へ踏み出す「冒険」、そして挑戦を突き動かす「情熱」を核に、日常からアウトドアまで、あらゆる境界を越えて進み続ける人々の姿勢を支えてきた。

平野選手は、世界最高峰の舞台で技術と表現を磨き続け、未踏の領域を切り拓いてきた稀有な存在。不屈の精神で挑み、最高のパフォーマンスを魅せるその姿が、世界中の人々に感動を与え続けている。

その挑戦の軌跡はスポーツの枠を超えて、社会にポジティブで力強いエネルギーを広げており、ジープブランドの掲げる価値観と深く共鳴する。

平野選手とのパートナーシップを通じて、ジープはブランドの価値と世界観をより広く発信し、自由と本質、冒険と情熱をもって進み続けるすべての人々をこれからも後押ししていく。

ジープ・ブランドアンバサダーとしての平野選手の初仕事は「ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド」の新TVCMの出演で、3月6日より全国放映が始まった。このCMでは、グローバルアーティストのAyumu Imazu氏による楽曲「Bassline」がタイアップソングとして起用され、映像と音楽が一体となってジープの世界観を表現している。

平野選手は4歳でスノーボードを始め、小学4年生でメーカーとプロ契約するなど、早くからハーフパイプで頭角を現す。2014年ソチ、2018年平昌五輪ハーフパイプ男子で銀メダルを獲得。ソチ五輪での15歳74日でのメダル獲得は、スノーボードにおける最年少のオリンピックメダリストとしてギネス世界記録にも認定された。2021年東京五輪では、新たに正式種目に加わったスケートボード「パーク」種目で日本代表入り。そのわずか半年後に行われた2022年北京五輪では、スノーボード「ハーフパイプ」種目で、五輪初の大技トリプルコーク1440を決め、日本人初の金メダルを獲得した。

SPECIFICATIONS
ジープ・アベンジャー4xeハイブリッド・アップランド|Jeep Avenger 4ex Hybrid Upland
ボディサイズ:全長4120×全幅1775×全高1600mm
ホイールベース:2560mm
最低地上高:210mm
最小回転半径:5.3m
乗車定員:5人
車両重量:1480kg
総排気量:1199cc
エンジン:直列3気筒ターボ
最高出力:100kW(136ps)/5500rpm
最大トルク:230Nm(23.5kgf-m)/1750rpm
モーター最高出力:前15.6kW(21ps)/後21kW(29ps)
モーター最大トルク:前51Nm(5.2kgf-m)/後89Nm(9.1kgf-m)
システム最高出力:145ps
トランスミッション:6速DCT
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:19.0km/L
税込車両価格:499万円

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