はじめよう、クルマのある暮らし。

Cars

公開日:2026.02.28

トヨタ、新型「bZ4Xツーリング」を発売! 619Lの広い荷室に航続距離は734km。アウトドアシーンが似合う一台に【新車ニュース】

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

トヨタは2月25日、新型BEV「bZ4Xツーリング」を発売した。「Z」の1グレード展開で、税込車両価格はFWD(前輪駆動)モデルが575万円、2モーターの4WD(四輪駆動)モデルが640万円。

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

文=細田 靖

写真=トヨタ

この記事をシェア

619Lのゆとりある荷室空間を備えた新型BEV

トヨタのBEV「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」に、派生モデルとなる「bZ4Xツーリング」が登場した。

「bZ4Xツーリング」は、bZ4Xの特長である「走る楽しさ(加速性能・悪路走破性)」と「日常使いの便利さ(ゆとりある航続距離)」を継承しつつ、アウトドアなどさまざまなシーンで活躍する、ゆとりある荷室空間を備えた新たなBEVとして誕生。

開発陣はBEVをより身近な選択肢にしてもらうために、ユーザー調査を実施。そこで明らかになったのは、BEVにおいてもアウトドアなど家族との余暇を楽しむために、より高いユーティリティを求める方が世界中に多いということだった。

そこで「bZ4Xツーリング」では、bZ4Xに比べて約1.4倍となる619Lの荷室スペースを実現。荷室の長さは1092mm、高さは850mm確保された。この荷室は6:4の分割可倒機構を備えたリヤシートを倒せば、容量を最大1240Lに拡げられる。

荷室内には、荷物を固定するラゲージフック(4個※)やエコバッグを掛ける買い物フック(4個※)に加え、バックドア側からのリヤシートの可倒操作を可能にする遠隔操作レバー(2個※)も設定。荷物の形や大きさに応じた使い方ができるよう使い勝手にも配慮されている。
※デッキサイド左右に2個ずつ設置。遠隔操作レバーは左右に1個ずつ設置

ボディサイズは全長4830×全幅1860×全高1675mm、ホイールベースは2850mm。この寸法は「bZ4X」より140mm長く、25mm高い(全幅とホイールベースは同じ)。

74.69kWhバッテリー搭載で最大734kmの走行距離を実現

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

一方で、シームレスな加速の楽しさや乗り心地の良さが追求されたのも「bZ4Xツーリング」の特徴。アウトドアシーンでも優れた走破性や快適性を実現し、安心してステアリングホイールを握れるアクティブギアとしてBEVの可能性を拡張している。

4WDモデルには、前後アクスルそれぞれに高出力eAxle(イーアクスル※)を搭載。システム総合で280kW(381ps)を発揮し、0-100km/h加速を4.6秒で実現。高速域においても、伸びのある加速感とともに爽快な走りが味わえる。
※モーター、インバーター、減速機を一体化した駆動ユニット

さらに、各タイヤの状況に応じて前後の駆動力を最適に配分する新たな4WD制御を採用。ステアリング操作量に加え、前後・左右の車輪速度を常時監視することで、路面外乱による車両姿勢の乱れを抑制。雪道やオフロードでも安定した旋回走行が可能だ。

ドライブモードセレクトには、スバルのAWD技術「X-MODE(※)」を設定。走行シーンに応じて3つのモードから選択でき、駆動力とブレーキの協調制御を最適化することで悪路での走行安定性・操縦性を確保する。
※路面状況に応じてモードを選択するだけで、悪路からのスムーズな脱出をサポートする機能。bZ4Xシリーズはトヨタとスバルの共同開発モデル

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

トヨタはBEVをより身近な選択肢にしてもらうべく、「航続距離」と「充電性能」の向上に加え、自宅から目的地まで安心して利用できる充電環境の整備を進めてきた。販売店装着オプションのトヨタ6kW普通充電器(200V)は、充電ケーブル一体型のため、快適でスムーズな充電体験を提供し、BEVの利便性をさらに高めてくれる。

バッテリーの総電力量は74.69kWh。SiCパワー半導体採用によるeAxleの高効率化や空力性能の最適化などにより、一充電走行距離は最大で734kmを実現。大型ルーフスポイラーやリヤサイドスポイラーの設定、リヤバンパー下端形状の最適化などは、車体周辺を整流化することで空力性能の向上に貢献し、ひいてはより優れた“電費”に寄与する。

バッテリーにはプレコンディショニング機能を採用。ナビシステムで充電ステーションをあらかじめ設定しておくと、到着予想時間に合わせてバッテリープレコンディショニングが起動し、到着時にはバッテリー温度を最適化。外気温が−10℃の環境下でも、約28分(満充電量の約80%)での急速充電が可能だ。

アクティブギアとしてのラギッド感を強調

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

内外装は流麗なボディラインでありながら、オフを楽しむための実用性も兼ね備えたアクティブギアとしてデザイン。バックドア中央から両サイドへと横一文字に伸びる力強い黒基調のLEDリヤコンビネーションランプ(テール・ストップ・バックアップ・ターン)を採用。テールランプとストップランプのひと筋の輝きが「bZ4Xツーリング」の存在感を一段と強調している。

ブラック基調の20インチアルミホイール(オプション)やブリッジタイプの大型ルーフレール、ボディ前後のスキッドプレートの採用により、アクティブギアとしてのラギッド感が表現されたのも特色だ。

ボディカラーは「クリスタルホワイトパール」、「マグネタイトグレーメタリック」などのモノトーンカラー3色に、クリスタルブラックシリカのルーフ色と新規開発色「ブリリアントブロンズメタリック」を組み合わせるなど2色の2トーンカラーを含む全5色が設定された。

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

トヨタbZ4Xツーリング|Toyota bZ4X Touring

インテリアでは、高さを抑えた水平基調のインストルメントパネルを採用。スリムなインストルメントパネル上部とミドルパッドの間には左右に広がる薄型レジスターを配置し、開放感を演出するとともに、見晴らしの良い視界を確保している。

14インチセンターディスプレイは独立させ、トレイ形状のセンターコンソールに機能を集約。センターディスプレイにはナビゲーションや空調、オーディオなどの機能を集め、利便性と操作性を向上。同時に、コンソールには、ワイヤレス充電のほか、スマートフォンとマルチメディアとの連携機能も持たせ、ユーザーに新しいデジタル体験を提供する。

インストルメントパネル上部にはブラックの杢目調表皮を採用。乗員の目に最も触れる部分を杢目パターンにて造り込み、アウトドアテイストが強調された。内装色は上質なキャビンを演出する「ブラック」を標準色とし、モダンな空間にアウトドアテイストを添える「カーキ」も選べる。

なお、「bZ4Xツーリング」には、家族や仲間とのキャンプやスキーといった多様なライフシーンに対応する豊富な販売店装着オプションが用意されている(詳細は下記リンク先を参照)。

トヨタ公式サイト「bZ4Xツーリング/アクセサリー」
https://toyota.jp/bz4xtouring/accessory/

SPECIFICATIONS
トヨタbZ4XツーリングZ|Toyota bZ4X Touring Z
ボディサイズ:全長4830×全幅1860×全高1675mm
ホイールベース:2850mm
最低地上高:180mm(社内測定値)
最小回転半径:5.6m
乗車定員:5人
車両重量:1920[2030]kg
フロントモーター最高出力:167kW(227ps)
フロントモーター最大トルク:268Nm(27.3kgf-m)
4WD車用リヤモーター最高出力:167kW(227ps)
4WD車用リヤモーター最大トルク:268Nm(27.3kgf-m)
4WD車システム最高出力:280kW(381ps)
トランスミッション:eAxle
駆動方式:FWD[4WD]
バッテリー総電力量:74.69kWh
WLTCモード一充電走行距離:734[690]km
WLTCモード交流電力量消費率:114[121]Wh/km
税込車両価格:575[640]万円
※[ ]内は4WD車

 

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(2026年3月1日まで)
応募はこちら!(2026年3月1日まで)