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クルマ最終更新日:2017.10.28 公開日:2017.10.28

フォーミュラE、日系メーカー初参戦、決定!日産のEV力に期待!!

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 日産自動車は、10月25日、日系メーカーとして初めて、フォーミュラEへ参戦することを発表した。

 フォーミュラEとは、ごく簡単にいうなら、電気で走るF1だ。爆音も排気ガスも出さない、未来志向の次世代モータースポーツである。正式名称は「FIAフォーミュラE選手権」で、F1やWEC、WRCと同じモータースポーツの最上位に位置する国際シリーズ戦のひとつ。2014年より年間10戦が世界各地で開催されており、シーズン毎に人気が上昇してきたが、特に最近は、メルセデス、ポルシェの参戦発表などもあり、注目度が急上昇していた。

 レースは、サーキットが中心のF1とは異なり、すべて市街地コース。香港、パリ、ベルリン、ニューヨークなどの大都市や、マラケシュ、モンテカルロなどリゾート地での開催が多く、残念ながら日本ではまだ開催されたことはない。

 現在、ルノー、ジャガー、シトロエン、ヴェンチュリーなどが参加しており、ここに日産が来年末開幕のシーズン5(18-19年シリーズとも呼ばれる)から加わる。一方、企業として日産とアライアンスを組むルノーは、日産と入れ替わる形でフォーミュラEから撤退し、F1に専念するという。

 フォーミュラEは、電池性能の問題から、現在は1レース中に2台のクルマを乗り換えて行われている。ただし、日産が参戦するシーズン5からはこの乗り換えがなくなり、1台での完走が求められる予定だ。リーフで市販乗用EVの先頭を走ってきた日産の技術力で、初の日の丸フォーミュラEの大活躍を期待したい。

2017年10月28日(JAFメディアワークス IT Media部 鳥塚 俊洋)

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