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最終更新日:2018.09.24 公開日:2018.09.24

鈴鹿サーキットに新アトラクション「モトファイター」と「アクロバイク」

2019年3月、鈴鹿サーキットの遊園地に新しいバイク系アトラクションが登場! 将来、ここから日本人GPライダーが誕生するかも!? 画像提供:鈴鹿サーキット

 F1を初めとする数々の世界戦や、国内トップカテゴリーのレースが開催される日本を代表するサーキット、鈴鹿サーキット。小さな子どもたちでも乗り物を楽しめるよう、遊園地施設が併設されているのをご存じだろうか。「ゆうえんちモートピア」は鈴鹿サーキットの施設らしく、モータースポーツに関連したアトラクションが多い。カートやバイクなどに乗る形のアトラクションを、小学校に上がる前の小さな子たちでも楽しめるのだ。

 そんな鈴鹿サーキットの遊園地に、2019年3月にオープンとなる新たな2つのバイク系アトラクションが登場する。ひとつが、レーシング型EVバイクでタイムアタックを楽しめる「モトファイター」。そしてもうひとつが、オフロードコースをモトクロス型EVバイクでクリアしていく「アクロバイク」だ。

コースレコードを目指せ! 「モトファイター」

「モトファイター」のイメージイラスト。小学生から大人まで、誰でも楽しめる。コースレコードを出すと、そのタイムが記録されるという。画像提供:鈴鹿サーキット

 「モトファイター」は6歳以上が、鈴鹿サーキットで独自に開発されたレーシングタイプのEVバイクに乗ることができ、本気のタイムアタックを行える。大人は身長180cm・体重80kg程度でも問題なく乗れるという。最高速に関しては、既存のバイク系アトラクション「キッズバイク」(時速6km)よりも速く設定される。料金については未定。

 場所はメインゲートを入って右手、国際レーシングコースのすぐそばにあるエリア「GPフィールド」内となる。同エリアにある「コチラレーシングカート」の場所が変更され、そのスペースが「モトファイター」となる予定だ。コースは現在設計中で、S字やヘアピンなど、鈴鹿サーキットの特徴が採り入れられる。「正確なアクセルワークや、しっかりとした体重移動を駆使しないとタイムは出ません」(広報)という本格派だ。

さまざま難関をクリアできるか? 「アクロバイク」

「アクロバイク」のイメージイラスト。「モトファイター」同様、体重の軽い子どもの方が有利と思われる。つい本気になって、”大人げない”走りをしてしまう大人もいっぱい出てきそう!? 画像提供:鈴鹿サーキット

 鈴鹿サーキットで初となる立体的なオフロードコースを舞台としたモトクロス系アトラクション「アクロバイク」は5歳以上が対象。こちらもEVバイクで、ただしタイヤも含めて外見はモトクロス仕様。サスペンションも「モトファイター」よりも柔らかい設定となる。「モトファイター」同様に、身長180cm・体重80kg程度の大人にも対応し、最高速度も時速6kmを超える設定がなされる。料金は未定。

 「アクロバイク」は、メインゲートから入ってすぐ右手にある「ピピラのモトフィールド」内にオープンする。同エリア内の「ツーリングバイク」が終了となり、そのエリアが改装される。コースは設計中だが、でこぼこ道や1本道など、本格的な難関セクションが用意されるという(タイム計測はなし)。

 ちなみに「モトファイター」も「アクロバイク」も、ヘルメット、ヒジ当て、ヒザ当て、グローブなどのプロテクター類をすべて貸してもらえるので、転倒しても安全だ。

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2種類のバイク系アトラクションがリニューアル!

既存のバイク系アトラクションもリニューアル!

「キッズバイク」のイメージイラスト。既存のバイク系アトラクションもリニューアル。コースにより上級なセクションが設けられる予定だ。画像提供:鈴鹿サーキット

 「ピピラのモトフィールド」にある、2種類のキッズ向けバイク系アトラクション「キッズバイク」と「ピンキーバイク」もリニューアルされる。「キッズバイク」は3歳から小学生までが対象の、EVバイクでの走行を楽しめる内容。特徴は子どもに必ずスタッフがひとりつき、子どもがひとりでバイクに乗れるようサポートしてくれることだ。

 今回はより上手にバイクを乗りこなす練習ができる内容に生まれ変わる。新たに設けられる「止まれ」や「スラローム」といったセクションをクリアすると、「S級ライセンスカード」をもらえるという。EVバイクの最高速度は、大人の小走り程度の時速6kmだ。ヘルメットなどのプロテクター類も貸してもらえるので、転んでも心配ない。

「ピンキーバイク」のイメージイラスト。未就学児にバイクの楽しさを体験してもらえるというアトラクション。幼児でも転ばないように設計されている。画像提供:鈴鹿サーキット

 「キッズバイク」よりも下の年齢、3歳から未就学児までを対象としているのが「ピンキーバイク」だ。「ピンキーバイク」もEVバイクで、転ぶ心配がない設計が特徴。その上で、バイク特有の操作を体感できる内容となっている。最高速度は時速3.5kmと、大人の徒歩ぐらいの速さなので、まだ自転車に乗れない幼児でも楽しむことが可能だ。

 今回のリニューアルでは、子どもが初めてのバイクにチャレンジする姿を思い出として残せるようにと、フォトエリアが用意される。ちなみに「キッズバイク」も「ピンキーバイク」も、最初はうまく運転できなかった子どもたちが成長していく様子が目に見えてわかるので、保護者人気がとても高いそうだ。

 鈴鹿サーキットゆうえんちモートピアは、JAF会員優待施設。会員証の提示で会員を含む5名まで割引対象となる。忘れずに活用いただきたい。

2018年9月20日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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