【もうすぐ東京モーターショー2017】スズキ情報-EVになった次世代ジムニー?もちろんバイクも!
スズキは9月22日、東京ビッグサイトで開催される第45回東京モーターショー2017(10月27日~11月5日(一般公開は10月28日から))への出展概要を発表した。
同社が次の100年に向けて提案するとした、コンセプトカー 「e-SURVIVOR(イー・サバイバー)」(写真上)。コンセプトカーはそのまま市販されることはめったにないが、メーカーが考える新しいコンセプトの提案を形にしたもの。実際、コンセプトカーがモーターショーで人気となり、次の市販バージョンが決まることもある。e-SURVIVORは、同社のジムニーやエスクードのようなコンパクトSUVの次世代型の提案。頑強なラダーフレームにコンパクトな車体を載せたEVだ。
「XBEE(クロスビー)」は、大人気車種・ハスラーを大きくしたような形。こちらは市販化前提の参考出品車。SUVと小型ワゴンのいいとこ取りをしたような車で、ハスラーの普通車バージョンが欲しかった人食指を動かすこと間違いなし。アウトドアモデルやストリートモデルなど複数出品予定。
人気の軽ハイトワゴン「スペーシア」がフルモデルチェンジして登場予定。あくまで参考出品の「スペーシア コンセプト」として登場するが、ほぼこのまま市販されるだろう。
同社の軽トラックキャリィをベースにした「キャリイ軽トラいちコンセプト」を参考出品。キャビンを広くして使い勝手を向上。地方を中心に、店舗に見立てた軽トラが軒を並べる”軽トラ市”が人気だが、その人気をさらに盛り上げてくれるようなモデル。”仕事専用車”という枠組みではなく、毎日の移動やレジャーにも幅広く使える仕様になっているようだ。
四輪車は20台を出品予定。本格SUVのジムニーが今年フルモデルチェンジを発表する予定で、東京モーターショーでのお披露目も噂されているので、今回のスズキブースは注目度が高くなりそう。【10/27追記:ジムニーの出品はありませんでした】
同社の二輪車部門からは、「SV650X」が参考出品される。高性能ツイン「SV」の血統を受け継ぎつつ、懐かしさを感じるデザインテイストを盛り込んだ。昨年のモーターサイクルショーで注目を集めたSV650ラリーコンセプトの進化形だ。二輪車は全9台出展する予定だ。
2017年10月7日(JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一)