e-JESTの試乗車。日本仕様車とは外観・内観ともに若干の変更がある。
試乗車のドアは両開きとなっているが、日本仕様では1枚式のスライドドアになる。
e-JESTのフロントビュー
e-JESTのリアビュー
e-JESTの右サイドビュー
トルコの商用車メーカー「KARSAN」の小型EVバス「e-JEST」
運転席まわり。日本向けに右ハンドル仕様となっている。
固定席は樹脂製だが、日本仕様ではファブリックシートに変更される。ちなみに樹脂製シートは欧州では一般的だそうだ。
車内のドア横には小型の運賃箱を設置。幅173mmとコンパクトでありながら、現金・QR決済、地域通貨、ICに対応している。メーカーは一水(いっすい)製作所。
車内の固定席は10席
行先表示器はサンプルで取付けされているため、日本仕様車では外され、代わりに前後と左側にオージ製の行先表示器が配置される。
e-JESTは低床であるため、出入口にあるフラップを展開すれば、車椅子の乗り入れも楽にできる。
後部座席の下部には44kWhバッテリーが2つ配置されている。
試乗車の充電ポートはCCS type2のみだが、日本仕様車にはこの隣にCHAdeMOの充電ポートが追加される。
天井にはルーフハッチが配置され、万が一横転などでドアから出られなくなった際の脱出口として機能する。
2席ある折りたたみシートにはファブリック素材が用いられ、日本仕様車ではこの素材が固定席にも採用される。
日本仕様車は、USB充電ポートが車内に4か所設置される。
トルコ大使館でのe-JEST発表式の様子。左からカルサン社CEOのオカン・バシュ氏、駐日トルコ大使のコルクット・ギュンゲン氏、アルテック代表取締役社長の池谷 壽繁(いけや とししげ)氏。
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