イタリアに本拠地を構えるEnergica (エネルジカ)の、EVA-RIBELLE(エヴァ・リベル)
EVA-RIBELLE(エヴァ・リベル)は最大出力が126kWで、最高速度は時速200km、市街地での航続距離は420km、バッテリー容量は21.5kWh、車両価格は567万1300円となる。普通充電では7~8時間、急速充電で30~40分で充電が完了する。
「EVA ESSEESSE9+(エッセエッセ9プラス)」は最高出力を80kW(109hp)まで抑え、クラシックなイタリアンスタイルを楽しめるモデル。Energicaの中で最もカジュアルなモデルだが、航続距離や最高速度はEVA-RIBELLEと同等で、本体価格は495万円。(写真左)フレーム内にはモーターと21.5kWhもの大容量バッテリーが納まっている。(写真右)シート下に充電コネクターがあり、200V電源やCHAdeMO規格にも対応している。
BMWモトラッド「CE 04」は停止状態から時速50kmまで2.6秒で到達でき、最高速度は時速120km、航続可能距離は約130kmと、静穏性と相まってシティコミューターとして快適な乗り心地を提供してくれる。ただし、充電には200V電源が必要で、CHAdeMO規格にも非対応なので、乗る環境を選ぶ必要がありそうだ。また、本体価格は物価高の影響もあり、昨年の発売時には165万円~だったが、現在は195万円~と値上がりしている。
CE 04の車体は大きいが、リバース機能で後退する機能を搭載しているので、取り回しも楽。シート下にはヘルメットを収納可能。写真=BMW MOTORRAD
中国の「GOWOW(ゴーワオ)」の最初の電動バイクが、この「ORI(オーリ)」だ。ORIはロードとダートを両方楽しめるよう設計され、IPX7相当の防水防塵性能と、重量わずか74kgの超軽量なボディを持つ。最高出力は9kw、最高速度は時速100km、航続距離は100kmで、価格は121万円となる。
直線を駆使した白の美しいデザインが特徴。商品名のORIは天空に輝くオリオン座を由来としている。
(写真左)Makkaにウインドウスクリーンやカウルを追加したモデル。(写真右)Makkaにフロント・リアキャリアを追加したモデル。
(写真左)通常のÖsa+。(写真右)Ösa+にタンデムシートを装着したモデル。
79kgの軽いボディに最大出力10kwを備え、アスファルトでもトレイルでも走破できるというKalk&(カルクアンド)。最高速度は時速90kmで、航続距離は90km、価格は291万5000円となる。Kalk&はÖsa+と同様に、普通自動二輪免許で乗ることができる。
まるでホンダのモトコンポそっくりな、M-1と名付けられたこのバイク。定格出力は0.4kWで、原付一種扱いとなり、公道走行も可能だ。最高速度は時速35km、航続距離は40kmで価格は未定。重量はモトコンポの45kgよりも重たい55kgだが、ガソリン車と違い、車体を倒しても問題はない。今年の夏過ぎには日本でも販売を開始する予定とのことだ。
Energica (エネルジカ)の出展ブース
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