フォーミュラEのデモランは、19日(土)午前中のパレードラン時と、午後に単独で行われた。いずれも観客がいる中での走行だった。
水素エンジンを搭載したバギータイプの研究車両に同乗する小池百合子都知事。写真=ZEV-Tokyo Festival PR事務局
カワサキの北米向けバギー車「TERYX KRX」に、水素を燃焼できるようにしたバイク用エンジン「Ninja H2」を搭載した研究車両。この車の研究・開発は、カワサキ、トヨタ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、デンソーの6社による合同研究チームが行っている。
パレードランに参加した、水素を燃焼させるエンジンを搭載したトヨタ・カローラ クロス H2コンセプト。
パレードランに参加したマツダ CX-60 バイオ燃料実証車。バイオ燃料の原料となる植物が成長する過程で二酸化炭素を吸収するので、エンジンから排出される二酸化炭素は相殺されるという考え方から、こちらもZEVの1種とされている。
BEVレーシングカーである日産・リーフRCもパレードランに参加。
車だけではなくZEVのバイクもパレードランに参加。写真はカワサキの二輪研究車1号(EVバイク)。
都庁前ではヤマハのEVバイク「TY-E2.0」によるトライアルのデモランが行われた。同バイクはEVバイクによるトライアル世界選手権に参戦した競技車両だ。
2022年シーズンにニューヨークでフォーミュラEが開催された際のコース。レーシングカー同士の接触などによって車両が宙を飛ぶような事態になっても、観客への被害を防ぐためにコース脇には高い金網が張り巡らされている。<写真=日産>
都庁通りで行われたZEV-Tokyo Festivalのオープニングセレモニーとパレードラン。<写真=ZEV-Tokyo Festival PR事務局>
水素エンジンを搭載したバギータイプの研究車両に同乗する小池百合子都知事。<写真=ZEV-Tokyo Festival PR事務局>
19日、午前中2回目のパレードランで走行するフォーミュラEマシン。<写真=ZEV-Tokyo Festival PR事務局>
EVバイクのトライアルにおける走行性能というより、プロライダーの身体能力の凄さがわかるパフォーマンス。直進走行しているバイクのステップから足をジャンプさせて体を水平にし、元に戻る。水平な姿勢を保持するのはライダーの筋力と跳躍のみ。
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