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ライフスタイル最終更新日:2018.01.11 公開日:2018.01.11

試験本番で緊張してしまう

30代前半の男です。名前はカズヤです。

ここ数年、ある資格試験にチャレンジしています。かなりむずかしい試験で、
合格率もけっして高くありません。
試験会場には、50代60代が、当たり前のように受験にきています。
ぼくは、熱心に勉強していることもあり、最近では、想定問題集を解くと、
合格圏内に入る実力を備えられるようになってきました。

ただ、ひとつ、問題があります。

受験本番になると、めちゃくちゃ緊張してしまうのです。
過度の緊張と言っていいレベルです。
また、ひとり暮らしいうこともあり、体調管理もうまくいかず、
睡眠不足だったり、ちょっと貧血ぎみになったりします。
こうやって投稿しながら、本番のことを想像すると、
それだけでドキドキしてしまうくらいです。
せっかく勉強しているのに、本番に弱いということで、悩んでいます。
なにかいいアドバイスはありますか?


山田一郎

試験に落ちても死にはしない

ぼくって、学生のころから、わりと試験とか面接には強いんですよね。
あまり緊張した経験がないのです。
なので、カズヤさんの悩みが実感としてわからないって面はあります。

すみません。

ただ、自分がどうしてあまり緊張しないか、考えてみました。
たぶん、ですけど、
その試験とか面接とか、そういうものに関して、
あまりまじめに考えていないからかもしれません。
「まじめに考えてない」というと誤解されそうですが、
うーんと「あまり真剣に考えていない」
……いや、違うか、
「そう重いこととして受け止めていない」ですかね。

試験とか面接で人生が決まるってことは、もちろんあると思うのですが、
人生はそれだけじゃないっていう発想の転換というか、
「試験に落ちたからって、べつに死ぬわけじゃないし」みたいな、
それくらいデ〜ンと構えていて、いいんじゃないですか?

他の人のアドバイスも聞きたい

天空

恵子

恵子

緊張するくらいが、ちょうどいい

私には小学生の息子がいるんだけど、
学校のテストのたびに、私のほうが緊張しちゃうのよ。
「早く寝なさい」とか、
「テストの範囲、わかってる?」とか、
しつこく息子に言って、きらわれちゃうくらい。

だから、カズヤさんが緊張するって気持ち、よくわかるなぁ。

でも、息子本人はあんまりというか、まったく緊張してなさそうなんだけどね。
緊張してないから、ダラダラしちゃってて、ちっとも成績がよくなくて、
親としては頭が痛いわけ。

そう。
緊張するくらいがちょうどいいのよ。
緊張するからこそ、集中力も高まるし、がんばれる。
だから緊張することをあまりダメなことって考えずに、
「お、いい感じで緊張してるぞ」みたいに思えばいいんじゃない?

でも、寝不足とか貧血気味、なんていうのは、よくないね。
そういう体調管理も試験の一環なんだから、
試験前のスケジュールをしっかりつくって、
自分の頭脳がベストな状態で挑めるように、冷静に管理したほうがいいと思う。

何回か試験を受けてるみたいだから、頭のなかでシミュレーションして、
きちんと体調とかをマネージメントする。それがおとなってもんよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

山田一郎

天空

天空

試験の先に広がる未来をイメージする

カズヤさんは、その試験が目標なわけだな。
それに向けて、日々勉強を続けているわけだ。
そこで緊張するということは、
その試験が「最終目標だ」って強く思いすぎてるからだ。

資格試験なんだろ?
つまり、それは、最終目標じゃないんだよ。
そこからがスタートなんだ。

大切なことは、試験に合格して、その資格を取ってからのことなんだよ。
その資格を持って、どういう仕事をして、どういうひとたちを相手にして、
どういうふうに生きていくのか。
それこそが、きみの人生なわけだ。
その人生を、強く、できるだけ具体的にイメージすることが大切だ。
きみのこれからの長い人生の道のりを空想する。
とくに、喜びとか、充実感とか、使命感とか、そういうプラスの局面を、
しっかりと頭に浮かべる。

試験というのは、そういう人生の、スタート地点なのだよ。
スタート地点で、
まるで虫めがねで地面を見つめるようなマネをしてはいけない。
動けなくなってしまうからね。
ドローンを飛ばすように、上から俯瞰する。または、どこか遠くを眺める。
そうやって、目の前の問題を見つめる。
その問題を解くことで、これから先に広がる自分自身の未来を想像する。

充実した人生を空想し尽くすこと。それが、緊張しないコツだよ。
空想し尽くすことができれば、
スタート地点では、わくわくした気持ちしかないはずだからね。

他の人のアドバイスも聞きたい

山田一郎

恵子

ライター・松尾の右往左往

山田一郎が「試験とか面接に緊張したことはない」っていうのは、
よくわかります。図太いというか、無神経だから、ですね。
「緊張してしまう」と悩んでいるひとに、図太い人間から
「デ〜ンと構えてればいいよ」
なんてアドバイスされても、ちっとも役に立ちません。

恵子の言う「緊張するから、いい」って思うほうが、役立ちそうですね。
山田一郎みたいな人間は、恵子の息子と同じで
「ダラダラしちゃって成績がよくない」に決まってるんです。
適度な緊張感。これは大切です。
だから、体調管理にしっかりと気をつけて、自己をマネージメントするという
恵子のアドバイスは、非常に現実的だと思いました。

天空は、今回、すごくいいこと言ってます。
抽象的なことですけど、いい視点です。ただ、本人に話を聞いてるときは
「おれが宇宙から地球を眺めるように」とか
「時空を旅して過去から未来、未来から過去を見るように」とか、
わけのわからない天空節が炸裂して、なかなか大変だったんですよ。

しかし、天空の話を聞きながらふと思い出したのが、
山田一郎の人生の目標なんです。
「世界制覇」。
人生の目標が「世界制覇」なんて本気で思ってる人間は、
どんな試験とか面接だろうと、緊張することはなさそうです。
というわけで、天空のアドバイスは、
もしかすると当たっているかもしれません。
せいぜい明るい人生をイメージしてみてください。

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