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ライフスタイル最終更新日:2023.07.06 公開日:2017.01.28

【フリフリ人生相談】うちの会社のへんなオヤジ。嫁にいじめられてるって言うんですけど……。

50歳の女です。マユミといいます。社員10名くらいの販売会社で働いています。うちの会社にへんなオヤジがいます。年齢は私と同じくらいだと思うのですが、こいつが、いっつも「カヨちゃんにいじめられた。カヨちゃんが怖い」と大声で言うのです。カヨちゃんというのは、奥さんの名前です。
布団叩きで背中を叩かれた、とか、まったくメシをつくってくれないとかは日常茶飯事で、この前なんて「カヨちゃんのために建て売り住宅を買ったんだけど、キッチンが気に入らないって言いだして、新しいシステムキッチンを入れたら、すごい高くて……」と嘆いているのです。
「カヨちゃんが怖い、カヨちゃんに怒られた」って言いつつ、たぶん、男はノロケていると思うのですが、私にしてみると、気持ち悪くて、とても不愉快です。まわりの社員たちは、男の話にけっこうウケていて「そんなことしてると、カヨちゃんに怒鳴られるぞ」とか「今度はバットで殴られるぞ」とか言って、下品に笑っています。男も「怖いよぉ」とか言いながら、まんざらでもない感じなのです。
私は、ほんとに、その会話に我慢できません。そういう男の話に、どう向き合えばいいのでしょうか。

バンジョー

天空

恵子


バンジョー

奥さんって、怖いもん

奥さんっていうのは、怖いもんです。

ぼくも怖い。

その男のひとと、ぼくは友だちになれるかなぁ。

マユミさんは「男は実はノロケている」と思っているようですが、ほんとは、ノロケなんかじゃなくて、まじで怖いのかもしれません。

奥さんっていうのは、怖いもんです。

なので「まじで怖いんだ」と考えてあげましょう。

まわりの男たちは「奥さんは怖い」というところに、多少なりとも共感できるから、わりとウケていたりするわけでしょ?

「そんな男たちを許してあげて」なんてことは、私からはとても怖くて言えませんけど、とにかく、男たちが女のひとたちにビビっている図なのです。

もしかすると、男の話にプンプン怒りつつ「不愉快だわ」という顔をしているマユミさんも、まわりからすると、めっちゃ怖いかも、ですよ。

にっこり笑って、やさしくして欲しいなぁ。

他の人のアドバイスも聞きたい

恵子

天空

天空

はっきりと男に言うんだね

まぁ早い話、マユミさんは、その男のことが嫌いなわけだよな。

嫌いな男が「こんなに大きなウンコが出た」って大声で自慢している。

そんな感じだろ?

男の「カヨちゃんの話」は、マユミさんにとっては「ウンコ自慢」にしか聞こえないわけだ。

そりゃあ、気も滅入るってもんだ。

どうすればいいですか? なんて質問されても、なかなか、むずかしいねぇ。

もし可能ならば、はっきりと男に言うんだね。

「そういう話はやめてください」って。

「どして?」なんて、男はスットボケて聞いてくるだろうな。

そこで、すかさず、

「不愉快です!」

とにかく。

マユミさんが不愉快に思っているということを、はっきりと口に出して宣言することが大切だと思う。

だって、男は「ウンコ自慢」をしているんだから。

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バンジョー

恵子

恵子

いるね、そういう男。

いるね、そういう男。

なぜマユミさんがその男のことが不愉快かというと、「奥さんに怒られた」って言いながら、まるでノロケているみたいな顔しているところが、いやなんだよね。

いるね、そういう男。

気づいてないんだね。その男は。

カヨちゃんは、ほんとに怒ってるのかもしれない。マユミさんと同じように、男のみっともない頭の悪さに腹が立ってるかもしれない。

だから、布団叩きで背中を叩きつけたくなるし、食事なんてつくってやりたくないし、男の選んだキッチンなんて全面的に取り替えたくなるし……。

だから、「カヨちゃんの気持ち」に同情してみれば、どうかなぁ?

少しだけかもしれないけど、気持ちが楽になるような気がする。

カヨちゃんの味方になって、男の話を聞いてみる。

「カヨちゃんが布団叩きで背中を叩いたんだったら、私はハリセンだな」とか想像しつつ、パ〜ンって、ハリセンで男の後頭部を叩いている自分を思い描くとか。

うん。今度ほんとにハリセンを買って、男に渡してみれば?

「これ、私から、カヨちゃんに、プレゼント」って。

他の人のアドバイスも聞きたい

バンジョー

天空

ライター・松尾の右往左往

社内にいる「へんなひと」に対処するのは、なかなかむずかしいことですよね。

自分が「へんだ」と思っていても、ほかの社員たちからは意外にウケてるなんて状況は、ますます、追いこまれてしまいますしね。

バンジョーは、彼の人生訓のごとく「奥さんは怖いものだから、認めてあげて」です。確かにね、マユミさんから見ると「ノロケ」なのかもしれませんけど、バンジョーいわく、そんなに複雑なレトリック使って話せるわけないよね、そんな男が、ということです。

恵子は「カヨちゃんの味方になってみる」。これは、なるほどって思いました。

「カヨちゃんにプレゼント」って、ハリセンを男に渡せば、その時点で、きっと、マユミさんの気持ちはカヨちゃんと通じる気がします。気がするってだけですけど。でも、そういう「気がする」ってことが、大切かもしれませんね。

天空は、ずばりと口に出して拒否するって提案です。

できますか? そんなことができるなら「フリフリ」に「お悩み」なんて出してない気もしますけど、まぁ、心を強く持たないと「へんな男」に負けちゃうよってことなんでしょう。

いやなことには、強い気持ちで立ち向かう。これが天空。

いやなことにならないように、考えかたを変えてみる。これが恵子。

いやなことだと思わないで、認めてあげる。これがバンジョー。

まぁ、どれにしても、大変ですね、人生って。

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