クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

Lifestyle

最終更新日:2023.07.06 公開日:2018.09.13

【フリフリ人生相談】経営方針がグダグダで

会社の経営方針、大事ですよね。あなたの職場は大丈夫?

30代男性、天空の双剣です。

いまの職場の経営方針がグダグダしすぎていて、
会社が安全に存続する気がしません。

福利厚生や仕事内容をはじめ給料等にも文句はないのですが、
ひとつでも大きな不安があれば
転職したほうがよいのでしょうか。


バンジョー

グダグダ、いいんじゃない?

まっすぐな1本道より、曲がりくねった道のほうがいいよね。
曲がるたびに、見える風景が変わってくる。

それこそが、人生の楽しみなんだ。

会社の経営方針がグダグダしすぎ……。
いいじゃないですか。
まっすぐどんどん突き進んでいくより、
よっぽど、スリリングで、毎日が楽しいんじゃない?

安定を求めてはだめ。
変化とスリルを楽しまないとね。

でも、仕事は一生懸命やらないといけないよ。
まっすぐな道をフラフラと歩くより、
曲がりくねった道を、しっかりと歩く。

これが豊かな人生のコツだと思うよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

恵子

純一


純一

うちの社員の話

私はたくさんの会社を経営しています。
確かに経営方針が揺らいだり、価値がないものであれば、
会社の経営はいずれ危なくなるでしょう。

今回、天空の双剣さんのお悩みを聞いて思い出したことがあります。
もうかれこれ15年くらい前の話になりますが、
私は、さまざまなM&Aを駆使して事業拡張していました。
私自身も会社も、そうやって飛躍するべきときだったのですが、
ある日、グループ会社の社員のひとりが、
そこの役員に付き添われて、私のところにやってきました。
辞表を手にしていましたから、辞める覚悟だったのだと思います。

彼は、数枚のレポート用紙にびっしりと自分の意見を書いていました。
グループが大きくなっていくのはいいが、
そこで働く社員や家族の生活の安定をほんとうに考えているのか、
という、切々たる思いにあふれた内容でした。

社員や家族のことを考えていなかったわけではありません。
しかし、ビジネスはビジネスです。
いまここで、グループをひとつ上の段階に押し上げなければ、
と、私自身、強気の姿勢を維持していました。

けれど、そのレポートには心打たれるものがありました。
事業拡大するうえで、経営者が忘れてはいけない心がありました。

その社員は、数年後にそこの会社の役員に抜擢され、
すぐに社長になりました。
その会社は、いまや、グループ会社の中核にまで成長しています。

天空の双剣さんの参考になるかどうかはわかりませんが、
私の会社の思い出です。

他の人のアドバイスも聞きたい

バンジョー

恵子


恵子

まずは個人の実力を

正直に言うと、どんな職場かも、
具体的にどういうふうに「経営方針がグダグダ」なのかもわからないから、
答えようがないです。

ただ、「ひとつでも大きな不安があれば、転職したほうがいいか?」
と、問われれば、
「いや、そんなことはないんじゃない」
って答える。

福利厚生、仕事内容、給料なんかは不満はないんだったら、
ほんとに危なくなってから転職してもいいんじゃない?

というか……。
自分が転職するとしたら、どんなところがいいか、
どんな会社だったら「経営方針がピシッとしている」と思えるのか、
自分にはどんなスキルがあって、どんなコネクションがあって、
転職先にどうアピールできるのか、などなど、
いまのうちから計画を練っておけばいいと思う。

いまの時代ですから。
会社に頼っていてはダメで、個人の実力をつけるしかない時代ですから。

転職を視野に入れつつ、自分の人生を考えていくのが、正解だと思うよ。

他の人のアドバイスも聞きたい

バンジョー

純一


ライター・松尾の右往左往

経営方針がグダグダで不安、なんて人がいるんだなぁ、
と、ちょっぴり感心してしまいました。

そんなところに目がいくなんて、エラい!
それとも、誰でも気づくほど、グダグダ……。
どちらなんでしょうかね。

恵子も言ってますけど、
結局のところ、最後に頼れるのは自分だけなので、
いまからいろいろと準備をしておく、というのが正解だと思います。

実際に転職の計画を練りはじめると、
ほかの会社のいろんな面も気になってきたり、
自分のこともよくわかってきたりするので、オススメです。
準備をしておけば、
危なくなったら、すぐに脱出できるしね。

高橋純一のところの社員は、
よほどレポートが切実で力強かったんでしょうね。
そういう思いが伝えられるなら、
天空の双剣さんもやってみる価値はあるかもしれません。

バンジョー。
まっすぐな夜道をフラフラと歩く男がなにを言う!
って感じですけど。

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(12月1日まで)
応募はこちら!(12月1日まで)