2022年09月08日 16:30 掲載

クルマ ホンダが韓国LGと合弁会社を設立へ。アメリカでEV用バッテリーを生産。

ホンダとLGエナジーソリューション(LGES)は、北米で生産されるホンダと、海外向け高級車ブランド、アキュラのEV用リチウムイオンバッテリーをアメリカで生産する合弁会社の設立に合意したと発表した。2022年中に設立され、2025年中の量産開始が予定されている。

文=谷中明未
写真=ホンダ

急成長する北米市場を見据え、バッテリーを現地生産

ホンダとLGESの合弁契約締結式の様子。左からクウォン・ヨンス氏、三部 敏宏氏。

 急速に成長する北米の電動化市場で、タイムリーに安定的にバッテリーを現地調達するべく、ホンダとLGエナジーソリューション(LGES)が合弁会社を米国に設立することで合意した。

 この合意に基づき、ホンダとLGESは総額44億ドル(約6100億円)を投資し、米国に生産工場を建設する。今後、建設地の確定を経て、2023年初頭に着工し、2025年中の量産開始を予定しているという。

 設立された合弁会社が製造するリチウムイオンバッテリーは、全量がホンダの北米工場へと供給される予定で、その生産能力は最大約40GWhを目指していく。

 ホンダでは2040年に世界で販売する新車はすべてEVもしくはFCV(燃料電池車)にすると明らかにしており、2050年までにCO2の排出量と吸収量を差し引いて、ゼロにするカーボンニュートラルを実現する目標も設定。

 ホンダの三部敏宏社長は「需要のあるところで製品を生産するというポリシーはEVの重要なコンポーネントの調達においても同様で、ホンダは各地域でバッテリーの現地調達や生産を進めています。世界有数のバッテリーサプライヤーであるLGESとのアメリカにおける今回の合弁事業は、こうしたホンダの取り組みを示すものです」とコメントしている。

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