2021年09月04日 06:00 掲載

クルマ 菰田潔のなるほど運転レッスン(第13回)|トンネルの走り方

こんにちは、菰田潔です。私と一緒に『今さら人に聞けない運転の基本』を動画でおさらいしてみませんか? ひとつひとつチェックしていけば、きっといまより運転がうまくなりますよ! 連載第13回は、トンネルの走り方について解説します。

解説=菰田潔

ライトの点灯は、自分の車の存在をまわりに知らせる重要な役割

 暗さや壁の圧迫感などから、トンネルを走るのが苦手な方は多いものです。しかし、実際の運転そのものはトンネルの外と変わりません。必要以上の苦手意識を克服しつつ、安全にトンネルを走る方法を解説します。

 トンネルを安全に走るためにはライトがポイントになります。ライトはまわりが暗くなって障害物が見えにくい時に、前方を照らして視認性を良くする、という効果があります。その他、ライトを点けることによって自分がそこにいるということを、まわりの車に知らせる効果も大きいですね。トンネルに入る前にライトを点け、トンネルを出た後にライトを消すことを基本にしましょう。

菰田潔のなるほど運転レッスン(第13回):トンネルの走り方

トンネルを安全に走行するためにライトは必ず点けましょう

 最近の車のスピードメーターは、エンジンをかけると自動的にライトが点いてしまうという、自発光式のメーターが多くなっています。これは自分の車のライトがオンであろうがオフであろうが照明が点いてしまいます。そうすると暗くなったにも関わらず、メーターがきちんと読めるためにライトを点け忘れてしまう方が多いです。 意識的にライトは点けましょう。

菰田潔のなるほど運転レッスン(第13回):自発光式のメーターの場合、ライトをつけ忘れてしまうことが多いので注意しよう

自発光式のメーターの場合、ライトを点け忘れてしまうことが多いので注意しよう

圧迫感や恐怖心を和らげる方法は視線をまっすぐにすること

 トンネルを走ることが苦手という人は、どうしても壁側に視線が向いているのではないでしょうか。視線をまっすぐ向けることによって恐怖心が少し和らぐと思います。

菰田潔のなるほど運転レッスン(第13回):トンネルを走ることが苦手とする人の原因の一つは、壁側に目線がいっている場合があります

視線が壁側を向いてしまっていると圧迫感を感じ走りにくい

菰田潔のなるほど運転レッスン(第13回):視線をまっすぐ向けるとトンネルを走る恐怖心が少し和らぐかもしれません

視線をまっすぐに向け恐怖心を和らげましょう

 トンネルから出る時は、外の眩しさで先が見通せないこともあります。そういう場合は、事前に目を細めることで多少は明るさに対処できます。

トンネルを出てからライトを消しましょう

 トンネルから出た後にライトを消す、この原則も守りましょう。トンネル出る前にライトを消してしまうと、例えば、対向車線がある道では、対向車側からはこちらの車が見えないという危険性があるからです。また、トンネルが連続するところでは、ライトは点けっぱなしでもいいと思います。

菰田潔のなるほど運転レッスン(第13回):ライトは必ずトンネルを出てから消しましょう

ライトは必ずトンネルを出てから消しましょう

<プロフィール>
菰田潔(こもだ・きよし)
多くの運転講習会で講師を務めるモータージャーナリスト。その理論的で分かりやすい教え方から"プロフェッサーこもだ"とも呼ばれることも。

※この記事は2013年7月に公開した動画を元に再編集したものです。

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