2019年07月10日 13:55 掲載
クルマ ドキュメント・オブ・日本レースクイーン大賞2019「新人グランプリ発表!」その時、受賞者3人は?
日本レースクイーン大賞2019『新人部門』グランプリの最終候補者。左から澤田実架、高橋菜生、橘香恋。この中から頂点となるグランプリに選ばれたのは?
ついに訪れたRQ大賞・新人部門グランプリ発表の日。
7月7日。霧雨が降り続く中、東京・秋葉原でレースクイーンとファンの親睦会である「ギャルパラ七夕祭り」が開催された。会場には熱心なファンが100人近く集まっている。梅雨の蒸し暑さも相まって、熱気に包まれる会場。しかし、熱さの理由はそれだけではない。このイベントが日本レースクイーン大賞の新人部門グランプリ発表会も兼ねているためだ。
日本レースクイーン大賞の新人部門は、インターネットで発表されたファイナリスト10人の中から、ファン投票でグランプリが決定する。ファンが投票できるのは1日1票。ファンになってもらい、毎日投票をしてもらうべく、ファイナリスト10人は日々、自分自身を精一杯アピールし続けてきた。そしてついにこの日、その結果がすべて明らかになるのだ。
RQ大賞・新人部門グランプリ、発表直前の3人の心境を追った
親睦会には、新人賞候補のファイナリスト10人以外にも多数の人気レースクイーンが七夕祭りらしく、ゆかた姿で参加している。サーキットでの雰囲気とはまた違う、とても和やかな雰囲気だ。だがこの日、誰もが気になるのが新人部門グランプリの行方だ。
親睦会の途中、ファイナリスト10人が壇上に上がり、グランプリ発表前今の心境をスピーチする場面があった。
この後、グランプリ候補として名前を呼ばれることになる澤田実架、高橋菜生、橘香恋の3人は、何をどんな表情で語ったのだろうか。
澤田 実架(さわだ みか) 発表直前スピーチ
自己紹介に続いてファンのコールが飛び出した。澤田の人気ぶりがうかがえる。ファンの歓声に照れ笑いを浮かべつつ、改めてマイクを両手でしっかりと握り返すと「泣いても笑っても、もう結果は決まっているので最後は笑顔でいきたいと思います」と心情を口にした。
前向きで潔いスピーチの内容とは裏腹に、こみ上げる感情を抑えつつ泣き出さないようにこらえていることがうかがえた。そんな初々しさも澤田の魅力なのかもしれない。プレッシャーに押しつぶされないよう、必死に言葉を選んで話していた。
高橋 菜生(たかはし なお) 結果発表直前スピーチ
マイクを受け取ると、満面の笑みを浮かべ「私ができることは全力で頑張れたかな」と語った高橋。まるで、もう結果発表が済んだかのようなあっさりとしたコメントを残した。
その上「これが終わっても、サーキットにはこれからも行くので応援よろしくお願いします」と、結果発表を目前にしながら、早くも肩の荷を下ろしたかのような言葉が飛び出した。
この日までやるべきことをやり尽くしたという自信からなのか、それとも諦めからなのか。どちらとも受け取れるような淡々とした印象のスピーチだった。
橘 香恋(たちばな かれん) 結果発表直前スピーチ
このステージに上がる前の橘は、他のレースクイーンたちが華やかなゆかた姿でファンと交流している中、その輪から離れ終始うつむいていた。周囲の仲間やファンも橘のことを心配そうに見守っていたのだが、ステージに立った橘の姿もまた周囲をヒヤヒヤさせるものだった。
「今、ここに立てているのも、私を応援してくれたみなさんのおかげです。これからもよろしくお願いします」
そんなシンプルなスピーチをするだけでも体をわなわなと震わせる橘。今にもしゃがみ込んで泣き出してしまいそうな姿を、隣にいた同じくファイナリストの津田 知美が心配そうにずっと見守っていた。
彼女たち3人を含むファイナリスト10人は、結果発表直前の心境を語り終えると一旦ステージから降りていった。
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グランプリ候補の3人が発表に! 再び登壇した彼女たちの表情は?
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