2022年01月29日 06:00 掲載
ライフスタイル 軽自動車で車中泊&ソロキャンプ。女子が安全・安心に楽しめるメリット|森 風美の車中泊。ただ今、軽バン改造中 vol.10
記事提供元/カエライフ
森 風美(もり ふうみ)
年間80泊するほどキャンプを愛し、女子でも楽しめるキャンプスタイルをSNSで発信している女子キャンパー。女性向けアウトドアWebメディア「なちゅガール」の編集長も務める。ほか雑誌・テレビ・イベント出演など幅広い分野でも活躍中。アウトドア料理の万能スパイス「motteco(もってこ)」の開発も手がける。
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女子が車中泊用のクルマでソロキャンプをする3つのメリット
私が初めてキャリーバックでソロキャンプに行ったときの写真。東京の若洲公園キャンプ場によく行っていました
こんにちは! 森 風美です。私は大学生のころから1人で公共交通機関を使ってキャンプ場に行く「徒歩キャンプ」をしていました。その後、2019年4月に車中泊用のクルマを購入してソロキャンプに行くようになって約1年。「女子でもソロキャンプが安全・安心・便利に楽しめるようになった!」と実感しています。
そこで最終回となる今回は、女子が車中泊用のクルマでソロキャンプに行くメリットについてご紹介します。
大きく分けてメリットは下記の3つ。
- 女子のソロキャンプでも防犯性が上がる
- 雨、時間、場所を気にせずキャンプができる
- クルマとキャンプ道具のレイアウトを楽しめる
では、1つずつ紹介していきます!
【車中泊メリット①】女子のソロキャンプでも防犯性が上がる
私は長年ソロキャンプをしているので「女子1人でキャンプするって危なくないの?」とよく聞かれますが、車中泊用のクルマでソロキャンプに行くようになって感じる最大のメリットは防犯性が上がったことです。
私がソロキャンプをする理由は、家族や友だちとの予定や人数を調整したり、運転や買い出しなどの役割分担を決めたり、大掛かりなキャンプ道具の準備をする必要がないこと。自分が好きなときに気軽に行けて、好きなように過ごせるのがとっても楽しいです。
でも、もしものときに自分の身が守れるのは自分しかいないので、しっかり防犯対策をすることが必要です。これは重要なことなので、詳しく紹介していきます。
車中泊用のクルマを購入するまえは、防犯にかなり気を使っていた!
女子ソロキャンプのときには、テントの入口に南京錠をかけるのが鉄則!
私がクルマを購入するまえは、キャリーバックにキャンプ道具を詰めて、1人で公共交通機関を使ってキャンプ場に行く「徒歩キャンプ」をしていました。
ふらっと気軽に行けるのはいいのですが、最終電車やバスの時間が過ぎると、キャンプの途中で何か不安なことが起こっても、クルマがないのでキャンプ場から逃げ出すことができません。
だから徒歩で行くソロキャンプのときは、かなり念入りに準備と防犯対策をしていました。具体的には、次のような防犯対策です。
<防犯のためのキャンプ場選び>
- スマホの電波が入るキャンプ場
- 深夜も管理人・警備員さんがいるキャンプ場
- 安心できるなじみのキャンプ場を作る
<防犯のためのキャンプの行動>
- 家族連れの近くにテントを立てる
- テントの両隣にしっかりご挨拶をする
- 人目のつかない茂みにテントを立てない
- テントの出入口に南京錠をかける
- スマホや貴重品を手放さない
- 常にテント内のLEDライトをつけておく
- テント入口に男物のサンダルを置き、複数人を装う
- アルコールを飲まない、飲みすぎない
- 枕元にナイフを置いて寝る
以上が防犯対策です。結構たくさんありますよね!
車中泊のクルマがあれば「逃げ場」が確保できる!
それが車中泊用のクルマを購入したことでSAN値(=精神的なダメージに強くなる力)が増えて、かなり気持ちがラクになりました。車中泊のクルマが「逃げ場」になってくれるからです。
いまでもテント泊をするときには、先ほど挙げた防犯対策をしています。でも、もし何かしら不安を感じたら、しっかりと鍵のかかる車中泊のクルマで寝ればいい。夜間のクルマ移動が許可されているキャンプ場なら、クルマで家に帰ることだってできます。
いまとなっては女子がソロキャンプをするなら「最初から車中泊すればかなり楽だったかな」と思います。ただその反面、防犯意識や自己責任感が生まれたのは「徒歩キャンプ」のおかげだとも思っています。
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ライフスタイル