2020年01月08日 17:30 掲載

ライフスタイル ル・マンの大逆転を描いて全米1位発進!映画「フォードvsフェラーリ」が熱い


くるくら編集部 小林 祐史

本物もスクリーンに登場

マット・デイモン、ジェームズ・マンゴールド、クリスチャン・ベイル

撮影中のマット・デイモン(左)、監督のジェームズ・マンゴールド(右)。GT40の車内にいるのはクリスチャン・ベイル。

 このような歴史的なモータースポーツを題材にした映画を見るときに気になるのが、フィルム上のクルマたち。現代の映像技術や映画美術なら、CGや別の車を改造して仕立てたレプリカだけで作品をつくることも可能だろう。しかし、その中に当時の本物が紛れていると聞くと、クルマオタクの好奇心が騒ぎ出す。

映画「フォードvsフェラーリ」のフォードGT40

映画に登場するフォードGT40たちは、撮影用に作られたピクチャーカー。つまり別の車をベースに制作された大道具。しかしフォード工場のシーンで、製造ラインに並んでいるフォード ファルコンたちは、別のクルマではなく本物のファルコンを分解、レストアなどしたものを撮影に使ったそうだ。

 この作品にも本物が登場しているのだ。そのシーンはエンツォ・フェラーリのオフィス。オフィスの前に駐車されているフェラーリ275GTBが"本物"。その姿をぜひ映画館で確認してみよう。

映画「フォードvsフェラーリ」クリスチャン・ベイルとマット・デイモン

この映画は、A.J.ベイムの「フォードVSフェラーリ 伝説のル・マン」が原作本となっている。和訳版は、モータースポーツジャーナリストの赤井邦彦氏らが翻訳を手がけたものが祥伝社から出版されていたが、現在は絶版のようだ。当時のレーシングドライバーたちの名言がちりばめられた一冊でもあり、映画とともに再版を期待したい。

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