【フリフリ人生相談】人生相談のコツとは?
20代女性です。K美といいます。
最近、友達から人生相談されることが数回ありました。
どれもまともに答えられずに落ち込みました。
人生相談のコツってありますか?
この相談のポイントは、
「友人の相談にまともに答えられなかった」
ということだと思うのです。
まともに答えるために
コツなんてものはあるのかな?
と、自問自答してみて、
コツなんてものはなくて、
あるとすれば「気構え」だけではないかと気づきました。
その「気構え」というのは、
お悩みに対する私の回答なんて、
たいして相手に響いていないよね、ということです。
逆の言いかたをすれば、
「相手の人生に重要な影響を与える」
なんて思っていると、そりゃあ、まともに答えるなんて無理です。
K美さんは、たぶん、深刻に考えすぎなんですよ。
相談してくれる相手の人生について考えすぎちゃうと、
重すぎて答えなんて見つかりません。
相手は、とにかく、なにかしらの意見を求めているので、
むずかしく考えずに、ひとこと言ってあげればいいんです。
「やめたほうがいいね」
「ぜったいに進むべきだよ」
どっちでもいいんです。
相手が深刻であればあるほど、
考えかたがせまくなってる可能性があるので、
こちらとしては、
できるだけリラックスすることが大切。
なので、パッと思いついたことを言う、
くらいの気構えでいいんじゃないでしょうか。
それが人生相談に回答するコツ、かもしれませんよ。
他の人のアドバイスも聞きたい
この「フリフリ人生相談」のような
なにかしらのメディアでの相談って
特殊なものだよね。
「会社を辞めようと思います」
「彼氏のこんなところがイヤ」
みたいな、ざっくりすぎる言葉を頼りに、
あれこれと考えるわけだからね。
でも、相手は自分の友人で、
しかも目の前にいるって状況なら、
より深い事情とか情報を聞き出せるわけで、
そういう場合は、
「答えを見つける」ってことより、
「相手の話を聞く」ということに
重きを置くべきだね。
会社を辞めようかと悩んでいる友人は、
仕事がいやなのか、
職場の人間関係がいやなのか、
取引先のなにかか、
ほかの事情か、
いろいろと悩みの要素があるわけだ。
事象によって、解決策はまったく違うし、
取るべき態度も違う。
そういうところでこんがらがって、
思わず友人に相談するってパターンが多いわけで、
それならば、
なにかをアドバイスするのではなく、
「ふむふむ、それで?」
「そこのところは、どうなの?」
「ははん、その人はそんなこと言うんだ」
みたいな感じで、どんどん、相手にしゃべらせればいい。
そうすると、話しているうちに、気持ちが整理できてくる。
気持ちが整理できてくると、
友人自身が解決策に気づくものだ。
「よし、明日から転職先を探すぞ」
みたいにね。
恋の相談も同じ。
なにかアドバイスしようとしてはいけない。
どんどんしゃべらせて、相手の話を聞く。
実際、自分が悩んだときにも、
そういうふうに接してくれる友人がありがたいって、
思うんじゃないかな?
他の人のアドバイスも聞きたい
人生相談に答えるときは、
先人の知恵に頼るのがいいですね。
「浅い川も深く渡れ」
「雨降って地固まる」
「案ずるより産むがやすし」
「失敗は成功のもと」
「好きこそものの上手なれ」
などなど。
いまではスマホで「格言」って検索すると、
山のように出てきますもんね。
いまもスマホをいじりながら……ですけど、ほら……
「やった失敗は薬になる。
やらなかった失敗は毒になる!」
うまいこと言うじゃないですか。
とにかく、スマホを眺めながら、
人生相談につきあってあげればいいんじゃないですか?
他の人のアドバイスも聞きたい
ライター・松尾の右往左往
「人生相談のコツ」について、
フリフリ人生相談の回答者たちに聞いてまわったところ、
意外に「コツなんてものはない」ってことが
わかってきました。
そのときごとに、
相談ごとに、
本気で考えて答えらしきものを出してくれる、
ということなのだと思いました。
彼らのその思考のプロセス自体が、
悩みを解決する道筋を表しているような気もします。
今回のバンジョーなんて、
ちょっと二日酔いのせいもあって、
いいかげんな回答このうえないですが、
確かに人生の解決策は先人の格言のなかにある、
って気もします。
ただ、バンジョー自身が発した格言は、
「昼はブラブラ、夜はフラフラ」
「暑いのか寒いのかわかんない」
みたいなものばっかりなんですけど……。
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