【フリフリ人生相談】いつも初対面と思われる
20代の男です。
営業職の仕事をしているのですが、
以前に名刺交換された方から初対面と思われて
名刺を差し出されることが度々あります。
先輩を補佐する立場なので、
自分が取引先の前面に出ることが少ないから
印象が薄いのでしょうが、
どうすれば顔を覚えてもらえるでしょうか?
今は2回目の名刺交換のときに「前に交換しました」と言って、
やっと覚えてもらえます。
おもしろくもおかしくもない回答ですが、
営業に行って相手に顔と名前を覚えてもらうには、
仕事で成果を出すしかないでしょうね。
いまは先輩の補佐的立場なのだから、
相手が顔と名前を覚えてくれないのは、
仕方ないかもしれません。
そこで、あまり焦らないほうがいいと思います。
大切なのは、
一生懸命、相手のことを考えて仕事をすることですね。
それはつまり、あなたの先輩から、
「お前、最近、よくやってるな」
と、思われることにつながっていきます。
仕事でがんばれば、
先輩はもちろん評価してくれるし、
そうなってくると、
相手もあなたのことを覚えるようになってきます。
名刺交換で覚えてもらえないのは当たり前。
ビジネスの世界では、
ビジネスの能力をアップしていくしか、
勝ち残れないですね。
他の人のアドバイスも聞きたい
名刺交換のときの印象だけで、
あとあとまで覚えている……、
ということは、つまり、
「記憶に残るほど印象深い」
ってことですよね。
たとえば、
名前が珍名さんだったりすると、
覚えてますよね。
珍名でなくも、
日本人なのに「ジェームス野田」とか。
あとは、
めっちゃイケメンとか。
逆に死ぬほどキモいとか。
つまり、
第一印象が強いってことは、
「キャラ立ち」しているってことですよ。
ほんとに初対面で覚えてもらいたいなら、
髪の毛をレインボーカラーにするとか、
黄色いスーツを着るとか、
お笑い芸人さんのような戦略がいいと思いますよ。
しかも、1回だけのチャレンジではダメで、
ずっとそういう格好で通す。
頭の先から靴まで、すべて緑色で、
「グリーンは私のラッキーカラーです」
って言ってたタレントさんが、昔、いました。
あの人を私は渋谷の街で見かけたことがあります。
ひと目でわかりましたよね。
でも、名前は覚えてませんけど(苦笑)。
まぁとにかく、
覚えてもらいたいなら、戦略を練って、
意識的に印象をつくっていくしかないでしょうね。
他の人のアドバイスも聞きたい
こういう人、いるんだよね。
初対面で覚えてもらえないのは当たり前だ、
と、ふつうは思うんだけど、
「自分の印象が弱いのではないか」
「いつも初対面だと思われる」
などと、意外にまじで悩んでいる。
これね、
あんまり深刻に考えちゃダメなんだよね。
地味だとか、印象薄いとか、暗いとか、
本人は、ものすごくマイナスなイメージで解釈して、
自己嫌悪みたいな状態になりやすい。
逆に、すぐに名前と顔を覚えてもらえる人っていうのも、
世のなかにはいる。
べつに本人が意識的に振る舞っているわけではないのに、
なぜか、すぐに覚えてもらえる。
これはもう、
天性のものだからね。
なので、
20代男さんは、
発想をガラリと変えて、
「人に覚えてもらえない自分」を自覚して、
それを楽しむくらいの気持ちでいたほうがいいね。
「この人、何回めに、おれの名前を覚えるかな」
って、いつも心のなかで楽しんでいるべき。
「おっと、この人、3回めに名前を呼んだな」
とか、
「わお、10回も会ってるに、まだ名刺くれるんだ」
とか、さ。
飲みの席で、そういう自分を自慢して、
「どこそこの部長さんの名刺は、36枚、もらいました」
くらいのこと言って笑いを取れるようになったら、
それはそれで、すごいと思うよ。
とにかく、
「いまの自分」を楽しむ。
こういう考えかたが、コツだね。
他の人のアドバイスも聞きたい
ライター・松尾の右往左往
このお悩みを最初に読んで、
いちばん最初に思ったのは、
恵子の回答にもあった「キャラづくり」ですね。
印象に残りたいなら、
強いキャラをつくるしかないですよ。
なにかの「特徴」を持つってことですね。
髪の色、着ている服、ふるまい、とかね。
恵子の言うように「ジェームス野田」っていうのは、
これはもう名前なので、いまからどうしようもないですからね。
あとね。
これはみんなが言ってませんけど、
鏡に向かって、名刺交換の練習をするっていうのも、
わりとふつうに効果があるみたいですよ。
「〇〇と申します。よろしくお願いします」
と、名刺を出しつつ、名を名乗る。
鏡を見ると、そのときの欠点がよくわかるものです。
声が小さい、とか、
名刺の出しかたがモジモジしている、とか。
年齢は20代だそうなので、
社会人としての振る舞いの練習をする、
っていうのが、
確実な方法ではないでしょうか。
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