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公開日:2026.01.30

クルマでモテる時代は終わったが、運転の仕方によってモテる!は実在する 『モテるドライバーになるための100のこと』#06

異端の自動車ライター・伊達軍曹が、モテるドライバーになるための心得やマナーをガイドする人気連載。第6回はモテる男になるための「運転の仕方」をテーマにお届けします。

文=伊達軍曹

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「モテるドラテク」実践編を紹介!

平成初期の頃まではさておき、令和の世となった現在では「●●という車種に乗っていればモテる」などということは、まずないと考えていい。だが「運転の仕方によってモテる」という現象は、今なお世の中の各所で観測されている。より正確に言うならば、何らかの運転の仕方によって「即座にモテる」みたいなことはさすがにないが、モテるきっかけのひとつにはなり得るということだ。

当連載ではこれまでにも何度か「モテるドラテク」について論じてきたが、具体的なテクニックについての記述は少なかったかもしれないと、今になって反省している。そのため今回はより具体的に、今日からでもすぐに使えそうな「モテるドラテク」を伝授したい。

といっても、素人ドライバーである筆者が諸君に直接伝授するわけではない。諸君が学んで取り入れるべきは「ハイヤー運転手さんのドライビングテクニック」だ。

筆者もハイヤーには数えるほどしか乗った経験がないが、あの運転術と気配り術は本当に凄い。あまりにも超絶スムーズなドライビングとさわやかな応対などが、あまりにもさりげなく行われるため、いったい自分に今何が起きているのか、よくわからないほどだ。

そんなハイヤー運転手さんのドラテクと気配り術のすべてを運転初心者が完コピするのは無理だとしても、その一部でも身につけることができたなら、同乗者からの好感度とリスペクト指数が爆上がりすることは間違いない。そしてその好感度とリスペクトは、ある程度の確率で「モテ」へとつながっていく。だからこそ我々は、ハイヤー運転手さんのワザを盗むべきなのだ。

ではさっそくハイヤー運転手さんの各種技術を盗んでいこう。

ハイヤー運転手さん秘術を盗め! その1「運転姿勢」

クルマでモテる時代は終わったが、運転の仕方によってモテる!は実在する 『モテるドライバーになるための100のこと』#06

まずハイヤー運転手さんは「運転姿勢」がイイ。当たり前だが、背もたれを深く倒したシートに浅く腰掛け、ダラ~ッと腕を前に伸ばしてステアリングを握っている人など1人もいない。

座面位置はやや前めにし、背もたれは立て気味にセットして、身体と頭をシートでしっかりホールドする。これにより、アクセルペダルとブレーキペダルを右足にてやさしく的確に操作することが可能になるのだ。

ハイヤー運転手さん秘術を盗め! その2「減速術」

クルマでモテる時代は終わったが、運転の仕方によってモテる!は実在する 『モテるドライバーになるための100のこと』#06

そしてハイヤー運転手さんは「減速」が上手い。なんだかよくわからないほどスムーズに減速したうえでカーブを曲がったり、あるいは停止したりする。筆者が観察したところによれば、ハイヤー運転手さんは、まずはエンジンブレーキの使い方が非常に上手だ。

ハイヤー運転手さんは車両を減速させる際、一般的なドライバーがイメージするタイミングよりも早いタイミングでアクセルペダルから足を離し、いわゆるエンブレで二次曲線的に速度を落としていく。そしてそのうえで、ゆっくり時間をかけながら少しずつブレーキペダルを踏んでいるのだ。

この秘術(?)をしっかりマスターしたうえで、加速もコーナリングも丁寧に行うようにすれば「同乗者の身体が揺れない運転」が可能となり、その結果として、同乗者は「この人、運転上手いかも?」「なんか、乗ってて気持ちいいかも?」「安心できるから、眠くなっちゃったかも?」というような反応を示すことになる。これらの反応すなわちモテではないが、「モテるきっかけ」にはなるものだ。

さらにハイヤー運転手さんは、「周囲の状況を先読みする技術」および「車間距離の設定センス」が凄い。

前述した減速の秘術は「早めのエンジンブレーキ」と「時間をかけてゆっくり踏んでいくブレーキペダル」という要素で構成されている。そのため当然ながら減速には時間がかかるわけで、突発的に事態には対応できない。そして、クルマを運転する際は突発的な事態にも絶対に対応しなければいけないわけで、もしもそうなったときには、肝心の秘術を駆使することができない。

ハイヤー運転手さん秘術を盗め! その3「先読み車間距離術」

クルマでモテる時代は終わったが、運転の仕方によってモテる!は実在する 『モテるドライバーになるための100のこと』#06

ならばハイヤー運転手さんはそのジレンマをどう解消しているのかといえば、「周囲の状況をしっかり把握して先読みを行い、車間距離を適切にしっかり取ることで、そもそも突発的な事態が起きないようにしている」のだ。

一例としては、我々のような素人は、前方を走る車両がいきなり左ウインカーを出して急減速し、道路左手にあるコンビニの駐車場に入っていった際などには、急ブレーキというほどではないにしてもやや強めの減速を行いながら、心の中で「……ったく、もっと早めにウインカー出せよ」などと毒づくことになる。

だが「先読みの達人」の域まで達しているドライバーであれば、前方左手に大きめな駐車場を備えたコンビニがあることを視認した時点で、「……前のクルマは比較的急減速を行ってコンビニに入るかもしれない。もちろん入らないかもしれないし、入らない可能性のほうが高いかもしれないが、ここは安全策をとって車間距離を長めにしておこう」と、だいたい0.1秒ぐらいで判断する。

で、その後2~3秒ほどかけてエンブレにて車間距離を適切に確保するため、結果として前方の車両がウインカーをカッと点灯させてギュッとブレーキを踏み、グイッと駐車場に入ろうとしたとしても、急ブレーキ的な操作をする必要性が生じないのである。

このほかにも、ハイヤー運転手さんのテクと気配りをオマージュする形の「モテドラテク」はいろいろあるわけだが、とりあえず今回紹介できた「運転姿勢」「減速術」「先読み車間距離術」を会得するだけでも、諸君がモテる可能性は格段に上がるはず。

ぜひ今日からでも特訓にはげみ、モテの可能性を底上げしていただけたならば幸いだ。

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