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公開日:2025.11.01

三菱が電動クロスオーバーSUV「エレバンス コンセプト」を初公開! トレーラー付きでグランピングもできるほど快適な車内空間が自慢【ジャパンモビリティショー2025】

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

三菱自動車は10月29日に開幕した「ジャパンモビリティショー2025」において、電動クロスオーバーSUVのコンセプトカー「ELEVANCE Concept(エレバンス コンセプト)」を世界初公開した。

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

文=細田 靖

写真=三菱自動車

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「エレバンス コンセプト」は移動を自分だけの特別な体験に変える

「エレバンス コンセプト」はクルマで過ごす時間の上質さを追求した電動クロスオーバーSUVとして、三菱が提案するコンセプトカー。

滑らかでシームレスなスタイリングにクアッドモーター4WD式の独自の四輪制御技術「S-AWC(Super-All Wheel Control)」を組み合わせることにより、都市部から自然の中まで様々なシーンで快適で安心感のある走りを実現する。

カーボンニュートラル燃料対応エンジンを搭載するPHEVシステムはモータードライブならではのクリーンで爽快な走りを実現するだけでなく、さらに大容量バッテリーを活かし、牽引するトレーラーと組み合わせることで、冒険先での滞在をグランピングのように快適かつ豊かに演出。

また、AI Co-Driverがドライバーのライフスタイルに合わせて目的地を提案するなど、未知の場所への冒険を後押し。同社は「エレバンス コンセプト」で、移動そのものを「自分だけの特別な体験」に変え、道中のひとときや滞在を豊かに彩る上質な冒険のスタイルを提案する。

シームレスなキャビンと筋肉質なロアボディで近未来のSUVを表現

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

スタイリングは、滑らかでシームレスなキャビンと引き締まった筋肉質なロアボディにより、エレガントさと力強さを併せ持つ近未来のSUVを表現。都会でのフォーマルな場面から未踏の地への冒険まで幅広いシーンで洗練された存在感を放つ。

リブボーンフレーム(高剛性が特長の環状骨格構造)の考え方を取り入れた高い堅牢性を誇るボディはカプセル型キャビンを包み込み、先進的かつ上質でありながら力強さと安心感を演出している。

フロントデザインは、三菱のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド(※)」を先進的に表現。ハニカム形状のフロントグリルとの組み合わせにより、洗練された表情の中にも力強さを感じさせる。
※力強いパフォーマンスとプロテクションの安心感を表現したフェイスデザインコンセプト

ヘッドライトからボディサイドのキャラクターライン、そしてリヤランプへと直線的に連続する造形は、雄大で堂々としたデザインに寄与。ボディサイドのウインドウをキャラクターライン下まで広げることで、移動中に周囲の景色を存分に楽しむことが可能だ。

 

AI Co-Driverがドライバーのライフスタイルに応じて行き先を提案

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

ステアリングホイール内やインストルメントパネル内の液晶ディスプレイに表示されるAI Co-Driverは、ドライバーのライフスタイルや価値観に応じてパーソナライズした行き先を提案し、行動範囲や体験機会を広げるきっかけを作る。また、センサーが読み取った路面状況をもとに適切なドライブモードを提案するなど、AI技術を活用して周囲の状況や車両状態をリアルタイムに分析。安全・安心なドライブをサポートすることで、ドライバーはより自信をもって運転を楽しめる。

インテリアは、インストルメントパネルやドアトリムからフロアまで、途切れのないシームレスなシェル形状にまとめられた。インテリア全体を一体感のある空間とすることで、視覚的にも心地よく上質な雰囲気を演出し、包み込まれるような安心感と快適な乗り心地を乗る人すべてに提供する。

インストルメントパネルには運転席から助手席にかけて左右いっぱいに広がる大型のモニターを配し、通常では直接見ることのできない車両前方の死角など周囲の様子をわかりやすくドライバーに伝える。フロアパネル損傷などの心配があるような悪路を走る際にも、安全・安心に運転することが可能だ。

キャビンは3列6人乗りのレイアウトにより、家族や仲間、荷物を乗せてもゆったりと過ごせる広々とした室内空間を確保。上質な本革シートは体に心地よくフィットし、長時間のドライブでも快適な乗り心地を実現する。

牽引するトレーラーは広々とした室内空間を持つ。キッチンやシャワーブースを備え、PHEVシステムからの給電を組み合わせることで、車中泊をグランピングのように上質かつ快適に過ごすことができる。

クアッドモーター4WD式の四輪制御技術「S-AWC」を採用

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

三菱エレバンス コンセプト|Mitsubishi Elevance Concept

ドライブトレインは、カーボンニュートラル燃料対応の高効率ガソリンエンジンと大容量の駆動用バッテリーを搭載したPHEVシステムを採用。日常のほとんどは電気自動車として静かでクリーンな走行を実現し、遠出の際にはハイブリッド走行によりバッテリー残量を気にせず快適な移動が可能だ。

フロントには操縦安定性を高めるインホイールモーター、リヤには高い駆動力を誇るデュアルモーターAYC(Active Yaw Control)を搭載するクアッドモーター4WD式の独自の四輪制御技術「S-AWC」により、様々な路面状況や走行シーンでも快適な乗り心地と優れた走破性を発揮。四輪それぞれのトラクションを制御することで悪路での走破性を高め、凹凸路でもボディをフラットに保つことができる車体姿勢制御機能を搭載。荒れた路面を駆け抜ける際も、揺れや傾きを最小限に抑えることで、車酔いしにくく滑らかな乗り心地を提供する。

動画=三菱自動車公式YouTubeチャンネルより

三菱自動車 ジャパンモビリティショー2025スペシャルサイト
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/brand/jms2025/

INFORMATION
ジャパンモビリティショー2025
・会期:プレスデー10月29日(水)~30日(木)/一般公開日10月31日(金)~11月9日(日)
・会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
・主催:一般社団法人 日本自動車工業会
・公式サイト:https://www.japan-mobility-show.com/

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