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公開日:2025.09.07

ボルボから新型「EX30クロスカントリー」が登場! コンパクトだけどタフな新世代SUV!【新車ニュース】

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

ボルボ・カー・ジャパンはこのほど、ボルボのラインナップで最もコンパクトなSUV「EX30」に、日常からアウトドアシーンまで対応するクロスカントリーモデル「EX30クロスカントリー」を追加設定し、8月21日に発売した。税込車両価格は649万円。

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

文=細田 靖

写真=ボルボ・カー・ジャパン

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ボルボの新型「EX30クロスカントリー」で冒険しよう

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

EX30クロスカントリーは、都市部での快適な走行性能や機能性を持つEX30の魅力はそのままに、ボルボの「クロスカントリー」の伝統を引き継ぎ、キャンプやスキーなどのアウトドアアクティビティにも適したモデルだ。同社はこのモデルを「週末に都会を離れ、大自然のなかでの冒険を楽しみたいすべての人に向けた、単なるクルマというより“ひとつの体験”を提供するクルマ」と紹介。

エクステリアは、フロントマスクとテールゲートにマットブラック仕上げが採用され、フロントにはEX30クロスカントリーの冒険心を象徴し、スウェーデンの北極圏にあるケブネカイセ山脈の地形図からインスピレーションを得たユニークなアートワークが施されている。

リヤのロアバンパーとCピラーには“CROSS COUNTRY”のロゴが入り、前後バンパー下部と一体化した“ヴェイパーグレー”カラーがアクセントとなるインサートや、ダークカラーのホイールアーチ・エクステンションが力強い印象を際立たせている。これにより、全幅はEX30より15mm幅広い1850mmとなった。

ホイールは19インチで、マットグラファイトの専用仕上げ。標準モデルより直径が大きく扁平率が高いタイヤ(サイズは235/50R19)を装着。EX30クロスカントリーのタフなスタイルが強調された。

純正アクセサリーとして、18インチのオールテレーンタイヤと専用ホイール、ルーフバスケット、マッドフラップといったアイテムが用意されており、より一層タフなスタイルに仕上げることが可能だ。

ボディカラーはヴェイパーグレー メタリック、サンドデューン メタリック、オニキスブラック メタリック、クリスタルホワイト プレミアムメタリックの4色が設定された。

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

インテリアは、スカンジナビアの常緑松林にインスピレーションを得た「パイン」インテリアを採用。シート地は、責任を持って生産されたウール30%、再生ポリエステル70%を配合したテイラード・ウールブレンド素材と、リサイクル素材とバイオ由来素材からなるノルディコのコンビネーション。モダンで心地よい雰囲気を放つ。

デコレーションパネルには、一年草で成長が早く、栽培中に二酸化炭素を吸収する再生可能な繊維である亜麻を使ったフラックス・デコパネルを採用。細部までサステナビリティを追求し、環境にも配慮された快適でスタイリッシュなインテリアを実現している。

インフォテインメントシステムは他のボルボ車と同様にGoogleが搭載されている。世界最高のマッピングシステムのひとつであるGoogle Mapsをはじめ、さまざまなGoogleアプリを標準装備。例えば週末に初めて訪れる目的地もスムーズに見つけられる。また、「ボルボEX30アプリ」を使えば、自然のなかを探索しながらでもスマートフォンで離れた場所からあらかじめエアコンを作動させ、快適な室温のキャビンに乗り込むことができる。

195mmの最低地上高は標準のEX30より20mm高い

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

ボルボEX30クロスカントリー|Volvo EX30 Cross Country

パワートレインの基本はEX30の上級グレード「ウルトラ ツインモーター パフォーマンス」と同じ。フロントが最高出力115kW(156ps)/最大トルク200Nm(20.4kgf-m)、リヤが最高出力200kW(272ps)/最大トルク343Nm(35.0kgf-m)を発揮する2モーターの四輪駆動モデルだ。都市部での走行、高速道路、週末のアウトドアアクティビティまで、様々な路面状況に応じた優れた安定性とパフォーマンスを発揮する。

前後モーターのパワー配分は常に制御されており、あらゆる状況下で後輪および前輪に最適な動力が伝達される。ドライブモードは、センターディスプレイのボタンからワンタッチで切り替えることができ、走行性能と電力消費を最適化する「標準」モード、フロントモーターを常時使用しAWDによる最高のパフォーマンスを発揮する「パフォーマンス」モード、航続距離を最大化する「レンジ」モードが設定されている。

バッテリー容量は69kWhで、WLTCモードによる一充電走行距離は500kmだ。

最低地上高は標準のEX30よりも20mm高い195mmとなり、クロスカントリーモデルにふさわしい充分なクリアランスを実現している。サスペンションは路面の衝撃を効果的に吸収するよう設計。前後のスプリングや、リヤのアンチロールバーは標準のEX30に比べて柔らかめの設定となっている。

さらに前後サスペンションのダンパーやステアリングのソフトウェアもクロスカントリーモデルらしい乗り味になるよう最適化。車体の動きを適切にコントロールし、滑らかな乗り心地やあらゆる状況下で優れた操作性を実現している。

EX30クロスカントリーの登場により、EX30シリーズは1モーター後輪駆動車が3グレード、2モーター四輪駆動車が2グレードの全5グレード展開となった。

●ボルボ「EX30」シリーズモデルラインナップ
・プラス シングルモーター(390km):479万円
・プラス シングルモーター エクステンデッドレンジ(560km):539万円
・ウルトラ シングルモーター エクステンデッドレンジ(560km):579万円
・ウルトラ ツインモーター パフォーマンス:629万円(535km)
・クロスカントリー ウルトラ ツインモーター パフォーマンス:649万円(500km)
※価格は消費税込み。( )内はWLTCモードによる一充電走行距離

SPECIFICATIONS
ボルボEX30クロスカントリー ウルトラ ツインモーター パフォーマンス|Volvo EX30 Cross Country Ultra Twin Motor Performance
ボディサイズ:全長4235×全幅1850×全高1565mm
ホイールベース:2650mm
最低地上高:195mm(社内測定値)
最小回転半径:5.5m(社内測定値)
乗車定員:5人
車両重量:1880kg
モーター最高出力:前115kW(156ps)/6000-6500rpm/後200kW(272ps)/6500-8000rpm
モーター最大トルク:前200Nm(20.4kgf-m)/5000rpm/後343Nm(35.0kgf-m)/5345rpm
駆動方式:4WD
バッテリー容量:69kWh
一充電走行距離:500km(WLTCモード)

※当記事掲載写真には一部アクセサリー装着車が含まれています。

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