ロイヤルエンフィールドの本命「クラシック650」が新登場! “350”に続きヒット確実!? 価格は国産車も驚く95万円から。
ロイヤルエンフィールドは、新型モデル「CLASSIC 650(クラシック・ロクゴーマル)」を発表。2025年9月1日より受注を開始する。同ブランドのDNAを象徴する、とっておきの一台が登場だ。
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クラシックシリーズ初のツインエンジン搭載モデル
英国にルーツを持つ「ロイヤルエンフィールド」は、いま最も注目される輸入二輪ブランドのひとつ。その伝統的なデザインを受け継ぐ「クラシック」シリーズに、最大排気量モデル「クラシック650」が新たに加わった。
このモデルは、2024年11月のミラノショーで世界初公開。日本では2025年のモーターサイクルショーで披露され、受注開始が待たれていた一台だ。

クラシック650「ブラック・クローム」カラー
外観は「クラシック350」の流れを汲み、古き良き時代のモーターサイクルスタイルを継承。現行モデルを持つ最古のバイクブランドらしく、オーセンティックなクラシックデザインを貫いている。
フレームは「スーパーメテオ650」「ショットガン650」と共通で、サブフレームは取り外しが可能。シリーズ伝統のティアドロップ型燃料タンクや、ひさし付きヘッドライトなど、クラシカルなディテールが盛り込まれている。

クラシック650用にも、クラシックシリーズ伝統のティアドロップ型の燃料タンクをアレンジして採用。
パワーユニットは、「ショットガン650」「ベア650」などと同系統の648cc並列2気筒エンジンを搭載。クラシック650専用のセッティングにより、優雅な走行性能を追求しつつ、スロットルを開ければ2気筒らしい力強さを存分に味わえる。
メーターはレトロな針式スピードメーターの中央にLCDディスプレイを配置。ギアポジションや走行距離、燃料残量などの情報を表示し、さらに簡易ナビゲーションシステム「トリッパー」も標準装備する。
カラーバリエーションは「ヴァラム・レッド」「ブランティングソープ・ブルー」「ティール」「ブラック・クローム」の全4色。かつて「クラシック500」で人気を博したカラーの復活や新色の投入で、幅広いユーザー層にアピールする。
税込み価格はカラーにより変動し、94万9300円~99万8800円。国産ミドルクラスのモデルと比較しても、まったく引けを取らない価格設定には驚くばかり。ネオクラシックブームがまだまだ続く中で、非常に魅力的な選択肢となりそうだ。

クラシック650「ティール」カラー
SPECIFICATIONS
ロイヤルエンフィールド クラシック650|Royal Enfield CLASSIC 650
ボディサイズ:全長2315×全幅900×全高1124mm
シート高:800mm
車両重量:242kg
総排気量:648cc
エンジン:空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ
最高出力:34.6kW(47PS)/7250rpm
最大トルク:52.3Nm/5650rpm
燃料タンク容量:14.8L
変速機:6速リターン
タイヤサイズ:フロント 100/90-19、リア 140/70 R18
価格:94万9300円~99万8800円(税込)