レクサスの新しい「LM」は静粛性がさらに向上! 4人乗り“エグゼクティブ”の価格は2010万円【新車ニュース】
レクサスは7月17日、ラグジュアリーミニバン「LM500h」の一部改良を実施した。税込車両価格は6シーターの「LM500h“バージョンL”」が1500万円、4シーターの「LM500h“エグゼクティブ”」が2010万円だ。
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一部改良でLMの静粛性が向上
レクサスLMは2020年、主に中国やアジア地域でのショーファードリブンMPVの需要に応えるために発売された。
2023年には、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義をあらためて見直し、全面的に刷新され、日本での販売がスタート。すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指し、リリースされた。
今回の一部改良では、たゆまぬ進化を追求していくAlways Onの思想のもと、すべての乗員がより自然体でくつろげる居住空間を提供するため、静粛性を高める改良を実施。
リヤホイールハウス、バックドア周りに制振材・吸音材を追加および拡大し、リヤタイヤからのロードノイズ、バックドアからの振動音を軽減した。

LM500h“エグゼクティブ”の後部シート。リヤセンターコンソールまわりがさらに快適になった。
4シーターの“エグゼクティブ”では、後席乗員の利便性・快適性を高める改良が施された。
自然な着座姿勢でパワースライドドアスイッチを操作できるよう、これまでリヤオーバーヘッドコンソールに配置されていたスイッチをリヤセンターコンソールへ移動。これにより、座った状態でもよりスムーズにドアスイッチへアクセスできるようになった。
また、スイッチの移動に伴い、リヤオーバーヘッドコンソールにはダウンライトを新たに追加。ダウンライトが室内を明るく照らすことで、乗車時、乗員を優しく迎え入れ、夜間や暗所では、足元を見やすくし、安全な乗降をサポートする。
リヤセンターコンソールには、新たにスマートフォンや小物などを置けるトレイが設けられ、利便性も高められた。
このほか両グレードにおいて、より快適な室内空間を提供するため、各種室内照明の照度上限が引き上げられた。これにより、室内を一層好みに応じた明るさに調整することができる。
一部改良を受けたLM500hは、8月1日より販売が開始される。
SPECIFICATIONS
レクサスLM500h|Lexus LM500h
グレード:バージョンL[エグゼクティブ]
ボディサイズ:全長5125×全幅1890×全高1955mm
ホイールベース:3000mm
最小回転半径:5.9m
乗車定員:6[4]人
車両重量:2440[2460]kg
総排気量:2393cc
エンジン:直列4気筒ガソリンターボ
最高出力:202kW(275ps)/6000rpm
最大トルク:460Nm(46.9kgf-m)/2000-3000rpm
フロントモーター最高出力:64kW(87ps)
フロントモーター最大トルク:292Nm(29.8kgf-m)
リヤモーター最高出力:76kW(103ps)
リヤモーター最大トルク:169Nm(17.2kgf-m)
トランスミッション:6速AT
バッテリー容量:5Ah
駆動方式:4WD
WLTCモード燃費:13.8[13.5]km/L
税込車両価格:1500万円[2010万円]
※[ ]内はLM500h“エグゼクティブ”