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公開日:2025.07.09

ホンダGB350より安い!? ロイヤルエンフィールドが中型バイク最強の刺客「ハンター350」2025年モデルを発表!

ロイヤルエンフィールド ハンター350|Royal Enfield HUNTER 350

ロイヤルエンフィールドは7月7日、2025年モデルの新型「HUNTER 350(ハンター・サンゴーマル)」を発表。2025年8月1日より受注を開始する。注目すべきは、輸入車でありながらライバルのホンダGB350よりもお得な価格設定だ!

ロイヤルエンフィールド ハンター350|Royal Enfield HUNTER 350

文=KURU KURA編集部

写真=ピーシーアイ

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“東京”仕様も登場! 世界の都市にインスパイアされた新カラー

英国にルーツを持ち、いま最も勢いのある輸入バイクブランド「ロイヤルエンフィールド」が、軽快なストリートバイクとして人気を集めている「ハンター350」の2025年モデルを発表した。

今回のモデルでは、デザインと装備をアップデート。税込み価格は59万9500円から設定され、全国の正規販売店にて2025年8月1日より受注を開始する。

カラー展開では、「Rio White(リオ・ホワイト)」「London Red(ロンドン・レッド)」「Tokyo Black(トウキョウ・ブラック)」という、世界の都市をモチーフにした3色が追加。ブラジル・リオの白砂、イギリス・ロンドンの赤レンガ、日本・東京の黒いアスファルトといったストリートカルチャーにインスパイアされたグラフィックが特徴だ。従来の人気色「Dapper Grey(ダッパー・グレイ)」「Rebel Blue(レベル・ブルー)」も継続設定され、全5色展開となる。

左から、ハンター350の新色「London Red(ロンドン・レッド)」「Rio White(リオ・ホワイト)」

左から、ハンター350の新色「London Red(ロンドン・レッド)」「Rio White(リオ・ホワイト)」

ハンター350の新色「Tokyo Black(トウキョウ・ブラック)」

ハンター350の新色「Tokyo Black(トウキョウ・ブラック)」

快適性と走行性能を両立する装備を追加

2025年モデルでは、ライディングの快適性と操縦安定性を両立させるため、SHOWA製の新型リアサスペンションを採用。さらに、グリップ・シート・ステップの3点からなるライディングポジションを人間工学に基づいて最適化し、自然な乗車姿勢を実現した。

シートの座り心地向上や最低地上高の見直しも施され、街中から郊外まで、幅広いシーンでの扱いやすさが一段と向上している。

また、350ccシリーズとしては初となるF.C.C製アシスト&スリッパークラッチを搭載。軽いクラッチ操作に加え、急激なエンジンブレーキによるバックトルクを低減し、車体の安定性を確保。

さらに、LEDヘッドライト、簡易型ナビゲーションシステム「Tripper(トリッパー)」、USBタイプCポートを標準装備し、初心者からベテランまで安心して扱える仕様となっている。

新型HUNTER 350に採用したSHOWA製リアサスペンション

新型HUNTER 350に採用したSHOWA製リアサスペンション

メインメーター脇に配置された小さな円形モニターが「トリッパー」表示画面。Googleマップと統合し、スマホアプリとペアリングすることで、矢印で道案内してくれる。

メインメーター脇に配置された小さな円形モニターが「トリッパー」表示画面。Googleマップと統合し、スマホアプリとペアリングすることで、矢印で道案内してくれる。

ついにGB350よりお手頃に! 実質値下げで価格面でも攻勢

「ハンター350」2025年モデルの発表にあたり、ロイヤルエンフィールドのアジア太平洋地域担当責任者、アヌージ・ドゥア氏は次のようにコメントしている

「ハンター350が持つ若々しいデザインと軽快な乗り味は、都市生活者を中心に多くの支持を集めています。2025年モデルでは、所有する喜びやライディングのエキサイトメントをより高めるアップグレードを加えました。街中でも郊外でも、ハンターらしい楽しさを存分に感じていただけるはずです」

ちなみに、ホンダは6月27日に「GB350/GB350 S」の2025年モデルを発表し、8月28日から販売する。GB350の価格は64万9000円〜、GB350 Sは69万3000円〜と実質的な値上げとなった。

これに対し、新型ハンター350の価格は59万9500円〜。2023年に日本で初導入された際には65万7800円〜だったため、今回のモデルは実質的な値下げ。ついに価格面でGB350に対し優位に立った。

ハンター350は、2022年の登場以来、すでに世界で50万人を超えるライダーに選ばれ、ロイヤルエンフィールドの中でも最も急成長したモデル。ネオクラシックブームを牽引する1台として、2025年の注目株になることは間違いないだろう。

現行モデルからの継続カラー「Dapper Grey(ダッパー・グレイ)」

現行モデルからの継続カラー「Dapper Grey(ダッパー・グレイ)」

現行モデルからの継続カラー「Rebel Blue(レベル・ブルー)」

現行モデルからの継続カラー「Rebel Blue(レベル・ブルー)」

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