日産「R35 GT-R」がパトカーに!? 栃木県警の速すぎる「スーパーパトカー」とは?
街中でよく見かけるパトカーは、トヨタ・クラウンをベースにした車両です。しかし中には、日産・GT-Rやホンダ・NSXなどのハイスペックなスーパーカーをベースとしたレアな車種も存在します。今回は、2025年5月に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたイベント「森のわくわくゴールデンウィーク~働くクルマ大集合!!~」に展示された、「日産・GT-R(R35型)」をベースとした「スーパーパトカー」をご紹介します。
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「日産・GT-R」がパトカーに採用?
2025年5月4日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで「森のわくわくゴールデンウィーク~働くクルマ大集合!!~」が開催されました。タイトルの通り、働くクルマが多数展示され、間近で見学・写真撮影・乗車体験などができるイベントです。
同イベントにおいて、栃木県警が所有する「日産・GT-R(R35型)」のパトカーが展示されました。
展示されたR35型GT-Rのパトカーは、国産屈指のスーパースポーツカーであるGT-Rの特徴はそのままに、パトカー特有の白黒のカラーリングやルーフ上に装備された赤色灯、無線装置などで架装された車両です。
ベース車両のGT-Rには、3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力は419kW(570PS)。最高速度も国産車としてはトップクラスの時速300km以上を誇るため、通常のパトカーでは出せないほどのスピードで走行することが可能です。
会社役員の男性が寄贈!

「日産・GT-R(R35型)」をベースにしたパトカー。希望ナンバープレートが「110」になっているところもポイント。
このGT-Rパトカーは、2018年に栃木県内の会社役員の男性から寄贈されたもので、現在では、栃木県警察本部高速道路交通警察隊に配備されています。その役割は主に、今回のようなイベントに参加して、交通安全の啓発活動に活用されるほか、実際に栃木県内の高速道路でパトロールを行うこともあるそうです。
参加者からは、「こんなパトカーがいたらスピード違反はなくなりそう」「カタチはGT-Rだけど、しっかりパトカーになっていてすごい」などの反響がありました。
イベント当日は、栃木県警が所有している「レクサス・LC」や「ホンダ・NSX」をベースとした「スーパーパトカー」も展示され、多くの来場者の視線を集めていました。
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