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最終更新日:2025.06.16 公開日:2025.06.16

クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #26|ローバー ミニ

ローバー ミニと、オーナーのむーさん

みんなの愛車を紹介するコーナー! 今回は、4月20日に横浜赤レンガ倉庫前で開催された「第2回 YOKOHAMA Car Session」に参加していた「ローバー ミニ」が登場。アクシデントに悩まされながらも、オーナーのむーさんが愛車に乗り続ける理由とは?

ローバー ミニと、オーナーのむーさん

文=渕野健太郎

写真=塚原孝顕

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CAR #26|ROVER MINI

■愛車:
ローバー ミニ(1999年)

■オーナー:
むーさん

このクルマはいつ購入しましたか?
2020年9月ころに購入しました。

■このクルマを選んだ理由は何ですか?
一目惚れしたからです。他にはコペン、ミラジーノを購入するか悩みました。

これまでの車歴を教えてください。
マイカーとしてはこのクルマがはじめてです。
それまでは家族で共有していたルノー・カングーに乗っていました。

■普段クルマを使ってどんな遊びをしますか?
カーミーティングイベントによく参加します。

■次に欲しいクルマは何ですか?
いまのところはありません。

■このクルマに関する印象深いエピソードを教えてください。
これといった前兆もなく、突然動かくなって困ったことがあります。
また、バッテリーが突然上がってしまい、かなり焦った経験もあります。

むーさんは、愛車を左後方のアングルから見るのがお気に入りとのこと。全長約3mというコンパクトなボディながら、しっかりとしたスタンスを感じさせるデザインは、まさに名車の証です。

むーさんは、愛車を左後方のアングルから見るのがお気に入りとのこと。全長約3mというコンパクトなボディながら、しっかりとしたスタンスを感じさせるデザインは、まさに名車の証です。

41年間姿を変えなかったクラシックミニ

ローバー ミニは、現在販売されているBMW製のミニと区別するため「クラシックミニ」とも呼ばれています。このモデルは1959年から2000年まで、なんと41年間にわたってモデルチェンジされることなく生産された、イギリスを代表するコンパクトカーです。

今回ご紹介するむーさんの愛車は1999年製ということで、BMW製に移行する直前のモデルですが、古き良き雰囲気を色濃く残す素敵なクルマでした。

全長は約3mと現在の軽自動車よりも短いにもかかわらず、優れたパッケージングで大人4人が乗れる車内空間を実現しています。

そんな実用性とデザイン性を兼ね備えたこのクルマについて、オーナーのむーさんにお話をうかがいました。

普段づかいはもちろん、愛車とはよくカーミーティングに参加しているそうです。

普段づかいはもちろん、愛車とはよくカーミーティングに参加しているそうです。

不具合もまた可愛く思えるポイント!

──それでは、よろしくお願いします。まずはこのクルマを購入したきっかけを教えてください。

むーさん 父の知り合いのクルマ屋さんによく行っていたのですが、そこで見かけたミニに一目惚れしました。そのときは購入できなかったのですが、しばらくして近い年式のミニがそのお店に入ってきたので、今度こそ! と思い、購入しました。

──そうなんですね、もともとクルマがお好きだったのですか?

むーさん いま考えるとそうだったのかもしれません。実家のクルマがルノー・カングーなんですけど、マニュアル車で運転が難しかったのと、サイズも大きかったので、もっとコンパクトなクルマを探していました。他にはミニに形が似ているということで、ミラジーノなども購入候補でした。

内装の木目パネルは標準装備されているものです。洒落てますよね。

内装の木目パネルは標準装備されているものです。洒落てますよね。

──なるほど、カングーということはご両親ともクルマ好きなんですね。ちなみにこのミニで、特に気に入っているポイントはどこですか?

むーさん インテリアの木目パネルです。祖父が乗っていたクルマがトヨタ・プログレで、同じような木目が使われていました。その記憶と重なって、懐かしさを感じます。

──プログレはシブくていいですね。外見で気に入っているところありますか?

むーさん このコロンとしたフォルムが好きです。どこを走っていてもすぐミニだと気付くし、出先の駐車場でも見つけやすいのがいいですね。

次に欲しいクルマを聞いてみると、「まだ考えていませんが、最近のクルマならルノー・トゥインゴが気になっています」とのことでした。

次に欲しいクルマを聞いてみると、「まだ考えていませんが、最近のクルマならルノー・トゥインゴが気になっています」とのことでした。

──唯一無二のデザインですもんね。では、逆に所有してて苦労した点はありますか?

むーさん ラバーコーンがヘタっているせいか、高速道路ではスピードが出ると振動や突き上げが強く、お尻が痛くなることがあります(笑)。あとは冷却水がいきなり漏れたこともあり、焦りました。

──突然アクシデントに見舞われると焦りますよね! 最近のクルマだとそのような苦労は減ると思いますが、それでも乗り続けたい魅力があるのですね。

むーさん はい、そういう不具合があるからこそ、気にかけてあげる気持ちになれて、そこがまた可愛く思えるんです。

──まさに古いクルマとの“付き合い方”ですね。では最後に、このクルマにまつわる印象深いエピソードがあれば教えてください。

むーさん 先ほどの冷却水漏れのほかに、車検直後にボルトの不具合でまったく前進できなくなったことがありました。どちらも最初は原因がわからなかったので、苦労しました。

──それではこれまでに結構、修理費もかさんだのでは?

むーさん たしかにそれなりにかかっていますが、周囲の旧車乗りの方の話を聞くと、まだまだ部品代や修理代は安い方みたいです(笑)。

──イベントで旧車乗りが集まると、スケールの大きなエピソードがたくさん出てきますからね(笑)。本日は素敵なお話をありがとうございました!

おっ、運転時はドライビンググローブを装着するのですね。カッコイイです。

おっ、運転時はドライビンググローブを装着するのですね。カッコイイです。

ガスキャップにはユニオンジャック柄のエプロンを装着。“よだれかけ”や“ベロ”なんて呼ばれたりもしますね。

ガスキャップにはユニオンジャック柄のエプロンを装着。“よだれかけ”や“ベロ”なんて呼ばれたりもしますね。

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次回は8月5日からスタートです!
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