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最終更新日:2025.04.24 公開日:2025.04.24

マツダが新型SUV「EZ-60」を初公開! 約26インチの巨大ディスプレイ搭載、内外装の未来感がスゴイ【新車ニュース】

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

マツダが出資する中国現地法人の長安マツダは、4月23日に開幕した上海モーターショー2025において、新型電動クロスオーバーSUV「MAZDA EZ-60(イージーシックスティ)」を世界初公開した。

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

文=細田 靖

写真=マツダ

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長安マツダの新エネルギー車第2弾「EZ-60」

EZ-60は、マツダと合弁事業のパートナーである重慶長安汽車股份有限公司(以下、長安汽車)の協業を通じて、長安マツダが開発・製造を行う電動車(新エネルギー車)の第2弾。

長安マツダの出展テーマである「馭電新境(ユー・デン・シン・ジン)※」のもと、2024年10月に中国で発売されたセダンの「EZ-6」とともに、電動車ラインナップを拡充する商品として、2025年中の発売が予定されている。
※“電動車で新境地を切り拓く”という意味

EZ-60のボディサイズは全長4850× 全幅1935×全高1620mm。エレガントかつモダンなスタイリングに、毎日の運転が楽しい人馬一体の走行性能、そして車内外の生活をシームレスにするスマート機能を備えたクロスオーバーSUVとなっている。電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の2機種を設定し、中国ユーザーのニーズ・嗜好に幅広く対応するという。

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

充実したスマート機能による未来感あふれる運転体験

デザインのテーマは“FUTURE + SOUL x MODERN”。マツダデザインが追求するエレガントなスタイリングを、新しい生活様式をイメージさせるモダンな造形と融合させた。ボンネット先端部などに空気の通り道を備えることにより、近未来的な印象を醸成するとともに、優れた空力特性、高速走行時の電力消費効率の向上に貢献する。

インテリアでは、26.45インチの5K一体薄型センターディスプレイが目をひく。組み合わせるインフォテイメントシステムは、音声、タッチ、ジェスチャーと、さまざまな方法での操作が可能だ。

3Dヘッドアップディスプレイは、前方に大きく表示される情報やビジュアルが、安心安全をサポートしながら未来感あふれる運転体験を提供する。

キャビンは23個のスピーカーと立体音響システムを介して、臨場感あふれる音響を実現。また、ヘッドレストに内蔵されたスピーカーにより、運転席と助手席で異なる音楽を聴くことができる点も特色だ。

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

走りの面では、50:50(BEVは47:53)前後重量配分、フロントがストラット式、リヤがマルチリンク式のサスペンション、そして多様な運転シーンに対応する電子制御ダンパーを採用。人馬一体の走りを提供する。駆動方式はRWDだ。

航続距離は、BEVモデルではCLTCモード(中国の燃費測定用走行サイクル)で暫定約600km、PHEVモデルは1回の給油で1000km以上(CLTC総合モードによる暫定値)を想定。

このほか、運転支援および交通事故の回避・被害低減を図るインテリジェントドライブ、車外からでも音声操作が可能なインテリジェントパーキングなど、安全および利便性を高めるスマート機能が積極的に採用されている。

このたびの発表に際して、マツダの毛籠勝弘(もろ まさひろ)社長兼CEOは次のように述べている。

「長安マツダ設立から20年となる今年、マツダと長安汽車の力を集結させた電動車の第2弾をお披露目できたことを大変嬉しく思います。『MAZDA EZ-60』は、クルマ本来の魅力と、進取の気性に富んだ中国のお客様に向けた先進性を備えた電動SUVです。昨年、中国に導入されご好評をいただいている『MAZDA EZ-6』とともに、競争の激しい中国市場で、マツダ中国ビジネスの新境地を切り拓くことに挑戦してまいります」

マツダ EZ-60|Mazda EZ-60

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