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最終更新日:2025.04.08 公開日:2025.04.08

フェラーリ最新モデルは1200馬力! ハイブリッドスーパーカー「F80」が上陸【新車ニュース】

フェラーリF80|Ferrari F80

フェラーリ・ジャパンは4月3日、東京都港区のイタリア大使館において、フェラーリの最新モデル「F80」を日本初披露した。

フェラーリF80|Ferrari F80

文=細田 靖

写真=フェラーリ・ジャパン

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フェラーリの未来を示す究極のスーパーカー

F80はフェラーリ創立80周年を記念して、2024年10月に発表されたスペチアーレ(スペシャル)モデル。1884年のGTOからF40(1987年)、F50(1995年)、エンツォ フェラーリ(2002年)、ラ フェラーリ(2013年)と登場してきた伝説的なモデルの系譜を受け継ぐ。“フェラーリの伝統と未来を象徴する究極のスーパーカー”と紹介されるのがこのF80だ。

世界限定799台が生産されるF80には、最先端の技術とF1のDNAが融合し、究極のパフォーマンスが追求された。パワーユニットは、最高出力662kW(900ps)、最大トルク850Nm(86.7kgf-m)の3.0リッターV型6気筒ターボエンジンに、合計で300psを発する3基のモーター(フロント2基、リヤ1基)を組み合わせ、システム総合で1200psを引き出す。駆動方式は4WDだ。

フェラーリ初となる電動ターボ「eターボ」や、レーシングマシンで培った知見を活かしたエアロダイナミクスなど、最新技術の導入は惜しみない。これにより、0-100km/h加速2.15秒、0-200km/h加速5.75秒、最高速350km/hという圧倒的な性能を実現。ダウンフォースは車速250km/hで1000kgを生み出す。

フェラーリF80|Ferrari F80

フェラーリF80|Ferrari F80

フェラーリ・スタイルセンターがデザインを手がけたフルカーボン製のボディは、全長4840×全幅2030×全高1138mmで、ホイールベースは2665mm。

キャビンは極限までドライバー志向を強めた結果、助手席を固定式とした世界初の「2シーター・モノシーター」コンセプトを採用したのが特色。これにより、室内スペースをコンパクトにすることに成功している。

フェラーリF80|Ferrari F80

フェラーリF80|Ferrari F80

日本初披露の場には、F1日本グランプリを直前に控えたスクーデリア・フェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスール氏と、フェラーリF1ドライバーのシャルル・ルクレール選手が駆けつけ、華を添えた。

SPECIFICATIONS
フェラーリF80|Ferrari F80
ボディサイズ:全長4840×全幅2060×全高1138mm
ホイールベース:2665mm
車両重量:1525kg(乾燥重量)
総排気量:2992cc
エンジン:V型6気筒ターボ
最高出力:662kW(900ps)/8750rpm
最大トルク:850Nm(86.7kgf-m)/5500rpm
モーター最高出力:前105kW(142ps)×2基/後70kW(95ps)
モーター最大トルク:前121Nm(12.3kgf-m)×2基/後45Nm(4.9kgf-m)
システム最高出力:1200ps
トランスミッション:8速DCT
駆動方式:4WD
0-100km/h加速:2.15秒
最高速度:350km/h
価格:350万ユーロ(邦貨換算約5億6380万円)

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