ル・マン優勝日本人ドライバー、平川亮選手がF1に挑戦! BWTアルピーヌF1チームにテスト&リザーブドライバーとして加入。
BWTアルピーヌF1チームのテスト&リザーブドライバーとして加入した平川亮選手が、イギリス エンストンのチームファクトリーを初訪問。2025年シーズンに向けたインタビュー動画が公開された。
この記事をシェア
平川亮、BWTアルピーヌF1チームの本拠地を初訪問

BWTアルピーヌF1チームが2025年シーズンのために開発した新型F1マシン「A525」
記事の画像ギャラリーを見る2025年シーズン、BWTアルピーヌF1チームのテスト&リザーブドライバーを務めることが決まった平川選手は同チームへの加入にあたり、イギリス・エンストンにあるBWTアルピーヌF1チームのファクトリーを初訪問し、スタッフとの顔合わせや自身専用シートを製作。今後の意気込みを語った動画がYouTubeなどで公開された。
平川選手は1994年3月7日生まれ、広島県出身のレーシングドライバー。2007年からカートを始め、翌年には全日本ジュニアカート選手権の初戦で優勝し、さらにタイトルも獲得。2009年はフォーミュラトヨタ・レーシング・スクール(FTRS)を受講し、史上最年少の16歳1カ月でJAF国際限定Aライセンスを取得した。
2012年には全日本F3選手権を制し、翌年にはスーパーフォーミュラに参戦。2015年はSUPER GTのGT500クラスにフル参戦し、開幕戦を含めて2勝をあげた。2017年にはニック・キャシディ選手と組み、史上最年少コンビ(当時ともに23歳)で王者に。
また2016、17年にはヨーロッパ・ル・マンシリーズへとル・マン24時間レースにも参戦。その間、スーパーフォーミュラは参戦を中断したが、2018年から復帰して2020年にはランキング2位、翌年は1戦欠場するもランキング4位を記録した。
ル・マン24時間レースの日本人最年少優勝記録保持者
2022年からはTOYOTA GAZOO Racingの8号車よりWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦。ル・マン24時間レース優勝を含むシリーズ2勝、2位3回で初のワールドチャンピオンに。28歳3カ月でル・マン優勝を成し遂げた平川選手は、同レースにおける日本人最年少優勝記録保持者だ。
そして2024年にはマクラーレンF1チームにリザーブドライバーとして加入。そして2025年、WBTアルピーヌF1チームとテスト&リザーブドライバーとして契約した。今シーズンも彼の活躍から目が離せない!