クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

Lifestyle

最終更新日:2025.02.05 公開日:2025.02.04

マツダが南青山にカフェをオープン? ショールームじゃないブランド体験施設 「MAZDA TRANS AOYAMA」がオモシロイ!

マツダの新しいブランド体験施設 「MAZDA TRANS AOYAMA(マツダ トランス アオヤマ)」が、東京・南青山に2月6日(木)にオープンする。まるでカフェ? 4日に開催されたメディア内覧会の様子をお届けします。

文=秋月新一郎

この記事をシェア

自宅のリビングのような居心地の良さイメージして設計したという1階フロア。奥には23年に開催されたジャパンモビリティショーで話題を集めたコンセプトカー「アイコニックSP」の姿も

記事の画像ギャラリーを見る

人とマツダとコーヒーと

マツダの新たなブランド体感施設「MAZDA TRANS AOYAMA(マツダ トランス アオヤマ)」が2月6日(木)、東京・南青山にオープンする。

場所は表参道の交差点からほど近い、複合施設「スパイラル」のすぐ隣。マツダはここで、ユーザーやファンはもちろん、これまで接点がなかった方々にも、ブランドを通して新たなインスピレーションを提供するとともに、空間や体験を通してさまざまな情報を発信していくという。

併設される広島・宮島で創業した「伊都岐珈琲(いつきコーヒー)」

カフェメニューも充実

開放感溢れるガラス張りのファサードを抜けると、正面奥に23年に開催されたジャパンモビリティショーで話題を集めたコンセプトカー「アイコニックSP」の姿。そして、引き立てのコーヒーの香りに包まれる。

訪れたすべての方に落ち着いた時間を過ごしていただけるようにと、入口のそばには広島・宮島で創業した「伊都岐珈琲(いつきコーヒー)」が監修するカフェが併設されている。

「オススメはコーヒーだけじゃないんです、地元広島産のレモンをたっぷり使用したレモネードも美味しいですよ!」と話しかけてくれたのはマツダの広報さんだ。サンドイッチからデザートまでメニューは豊富で、今後はスムージーのラインナップも増やしていくという。

もしマツダを知らないひとが訪れたら、ここをおしゃれなカフェだと思うかもしれない。クルマをテーマにしたカフェ、そんな感じがちょうどいい。

南青山で新しいマツダと出会う

「サバンナRX-7」で実際に使用されたファブリックをあしらったシートクッション

「MAZDA TRANS AOYAMA」の2階フロアには、マツダ車の歴史をミニカーで振り返るコーナーも

施設名に“変える、越える”という意味を持つ“TRANS”を用い、「前向きに変わる、そのきっかけになる場所でありたい」というメッセージを込めたというMAZDA TRANS AOYAMA。

マツダはここで何をしようとしているのか。その答えが少し垣間見れたのは、1階フロアに用意されたソファやチェアだ。

良く見れば、「MX-30」や「サバンナRX-7」で実際に使用されたファブリックを張地にしたものがさりげなく配置してあるではないか。そんなちょっとした演出や思いがけない出会いが、マツダファンを、来場者を楽しませてくれる。クルマ好きにはこれを見てニヤリとし、若い世代にはちょっとレトロな感じのテイストが新鮮に映るのではないだろうか。

そんな“隠れマツダ”は、施設内のあちこちに潜んでいるそうで、訪れた際にぜひ見つけてくださいね! とふたたび広報さん。2階フロアにはアート作品の展示スペースも設けられており、取材当日は4名の若手アーティストによる“廃棄物”をテーマにした企画展「ACTA+ Group Exhibition」も開催されていた。

こうした五感をくすぐるさまざまな演出は、マツダのブランドチームを中心に行われており、建物の設計からメニュー開発まで多岐にわたるという。

マツダ代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏と、MAZDA TRANS AOYAMAのブランドマネージャーを務める石田陽子氏

6日のオープンに先立ち、4日に開催されたメディア内覧会でMAZDA TRANS AOYAMAのブランドマネージャーを務める石田陽子氏は、「この場所がコミュニティが自然に生まれてくる場所になればいいなと願っています」とコメント。

また代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘氏は、「日本はマツダにとって世界第2位の市場。その中心地である東京から、ブランド訴求をしっかりやり直す。改めてマツダの魅力を発信していきたい」とその豊富を語った。

MAZDA TRANS AOYAMAでは今後、クルマに限定せず、さまざまなテーマによる期間限定展示や体験イベント、ワークショップなども随時開催していくという。そして、マツダのある生活をイメージできるようにと、人気のオープンモデル「ロードスター」の試乗体験も提供される予定だ。詳しくは下記アドレスまで。

ガラス張りで中と外をシームレスに繋ぐ「MAZDA TRANS AOYAMA」のファサード

INFORMATION
マツダ トランス アオヤマ|MAZDA TRANS AOYAMA
所在地:東京都港区南青山5丁目6-19
営業時間:午前8時30分~午後6時30分(午前8時30分~午前10時00分 1Fカフェのみ営業)
定休日:月曜日
03-6450-6691

<イベント内容>
・期間限定のギャラリー展「ACTA+」
・「トークセッション、ロードスターとカラーで楽しむ私のスタイル」2月8〜9日まで
・「みんなで創るフラワーアレンジメント」2月15-16日まで

コンテンツの詳細や今後のイベント予定は、下記HPよりご確認ください。
https://www.mazda.co.jp/experience/mazda_trans_aoyama/

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(3月2日まで)
応募はこちら!(3月2日まで)