クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #19|日産 セドリックセダン
若者たちの愛車を紹介するコーナー。今回は代官山T-SITEで開催された第122回 モーニングクルーズに参加していた日産 セドリックが登場。オーナーの中村さんは愛車に合わせて、白のセットアップでばっちりコーディネイト。20代にしてこの世界観はすごすぎる!
CAR #19|Nissan Cedric Sedan
■愛車:
日産 セドリックセダン(2001年)
■オーナー:
中村 拓海さん(26歳)
■このクルマはいつ買いましたか?
2024年3月中旬に購入。
■愛車のお気に入りポイントは?
マニュアル車、クルマのボディ形状、非常に運転しやすいドライブフィール。
■愛車に乗って苦労していることは?
今まで乗っていた軽自動車と比べてガソリン代が高くつくこと。
■これまでの車歴は?
日産 サニー(B15)
スバル インプレッサWRX STI(GC8)
スズキ アルトバン(HA36)
トライアンフ スピットファイア1500(現在も所有)
■普段クルマを使って何をしますか?
ドライブやクルマ好きが集まるカフェなどによく遊びに行きます。
■次に欲しいクルマは何ですか?
フォード コルチナ Mk.1
「角ばった国産セダン」に憧れて
──本日はよろしくお願いします。さっそくですが、このクルマを購入したきっかけを教えてください。
中村さん このクルマは2024年の3月半ばに購入しました。それまでは足車として軽自動車に乗っていたのですが、冷却水が漏れたり調子が悪くなったんです。そのタイミングで知人から、ずっと憧れていたマニュアルのセドリックが売られていると教えてもらい、購入に至りました。
──このセドリックに憧れていたのですね! ちなみにどのあたりに憧れていたのですか?
中村さん 昔からずっと角ばったセダンが好きでした。そのなかでも日本車で、自分でも手が届く範疇で最も角ばっていたのが、このY31型セドリックだと思い、昔から漠然とした憧れがありました。他に検討していたモデルは、日産 クルーとトヨタ プログレです。
──それはシブすぎる選択肢ですね。これまでの車歴が気になるので、ぜひ教えてください。
中村さん 日産 サニー(B15)と、スバル インプレッサWRX STI(GC8)に、スズキ アルトバン(HA36)ですね。
──なるほど! バリエーション豊かに乗ってきたのですね。セドリックの、デザイン的にココが良いとか具体的なお気に入りポイントはありますか?
中村さん 繰り返してしまいますが、サイドから見た時の、子どもが最初に描くような角ばったデザインですね。同世代のライバルはトヨタ クラウンコンフォートですが、セドリックの方が全高が低くてカッコいいなと思っています。
──シートのレースカバーは最初からついていたものですか?
中村さん そうですね、これはこれでアリかなと(笑)。
──なつかしさを感じますね。昔のタクシーとかハイヤーはこんな雰囲気でした。どこに行くにもこのクルマですか?
中村さん 他にもトライアンフ スピットファイア1500と、バイク2台を所有しています。現在、自動車部品メーカーで技術者として働いているのですが、クルマのために働いているようなものです。このセドリックはほとんどお金がかからないですけどね。
──乗り物4台持ちはスゴイです! でもそれだけ所有すると、やはりそうなりますよね(笑)。では最後に、このクルマに関する印象深いエピソードを教えてください。
中村さん まだ乗り始めて日が浅いので、それほどエピソードはありませんが、免許取得後、初めて自分でハンドルを握ったクルマが、既に亡くなってしまった祖父が乗っていたB15型サニーでした。セドリックは年式が近いからか、内装の香りがそのサニーと同じで、しみじみと感傷に浸ってしまいました。家族や親戚からも同じようなことを言われました。
──古いセダンには共通してノスタルジーな雰囲気がありますよね。私もその感覚、わかります。これからも素敵なカーライフを送ってください。本日はありがとうございました!
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