ホンダの誇るスーパーカーとスーパーカブを比べてみたら、意外な共通点がたくさんあった!
「スーパーカブ」と「スーパーカー」。それは、ジャンルとしては全く違うけれど、どちらも乗り物であり、“スーパー”と名前が付く。実質同じなのではないか。いや、そんなことはないだろう。今回はそんな2つの乗り物を純粋に比べてみようという、とてもまじめで、とても愚直な企画である。
クルマを動かすときには必ず触れるギヤ(走行レンジ)の切り替え。NSXはなんと、ボタン式セレクターだ。今どきだねえ。
任意の変速操作をする際は、ハンドルの奥にあるパドルが活躍。
いっぽうスーパーカブは手ではなく足で操作。「遠心クラッチ」と呼ばれる機構を組み合わせているので、クラッチ操作は必要ありませんね。
NSXのアクセルは足元にあって右足で操作。クルマとしてはごくごく一般的。というか当たり前のカタチ。
でもスーパーカブはハンドルの右側にあって、右手で操作。NSXとは全然違う。まあ、こちらも二輪としてはごくごく一般的だけど。
当然ながらNSXのブレーキは足元にあって、右足で操作する。
スーパーカブのブレーキ操作は全く違って、右手でハンドルの脇にあるレバーを動かしてフロントブレーキ、右足でペダルを踏んでリアブレーキを作動させる。クルマはひとつの操作で前後にブレーキを掛けるけど、バイクはフロントブレーキとリアブレーキをそれぞれ操作する仕掛けになっているのが興味深い。
いろいろ違うなあ……NSXとスーパーカブ(当たり前だけど)。
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