流麗すぎる! タミヤから「ポルシェ911 GT3 RS」のスケールモデルが登場。斬新な設計に注目【全日本模型ホビーショー2024】
タミヤは東京ビッグサイトで開催された「全日本模型ホビーショー2024」において、発売間近のスケールモデル、RCモデル、ミニ四駆などさまざまな新製品を展示した。その中から、新設計の1/24スケールモデル「ポルシェ911 GT3 RS(992)」を紹介しよう。
タミヤ、ポルシェ911 GT3 RSのスケールモデルを12月に発売!
タミヤは、東京ビッグサイトにて2024年10月12日(土)~13日(日)まで開催された「全日本模型ホビーショー2024」に出展。発売間近のスケールモデル、RCモデル、ミニ四駆などさまざまな新製品を展示した。
スケールモデルとしては、戦闘機「1/48 ロッキード マーチン F-35C ライトニングII」、戦車「1/35 ドイツ1号戦車B型」、スポーツカー「1/24 ポルシェ 911 GT3 RS(992)」の3製品を新発表。その精巧さやマニア心をくすぐるデザインで注目を集めた。ここでは2024年12月発売予定の「1/24 ポルシェ911 GT3 RS(992)」を紹介しよう。
タミヤはこれまでもポルシェ911のスケールモデルを発売しているが、こちらはサーキット走行を重視した高性能ロードカーとして2022年に発表された「911 GT3 RS(992)」がモデル。ボンネットやフェンダーにベントを設けて、前後のホイールアーチやルーフに整流フィンを装備。さらに大型リアウイングは可変式の「DRS(空気抵抗低減システム)」を採用してエアロダイナミクスを徹底的に追求したマシンだ。
その流麗かつ迫力ある実車を再現するべく、整流フィンや可変式リアウイングを設けたのはもちろん、ボンネットやルーフのカーボン素材、ダッシュボード、メッシュ素材のシートやドア内張はデカールで表現。ホイール内にのぞくブレーキキャリパーとディスクを別部品化するなどリアルさを追求した。インテリアは左ハンドルのヨーロッパ仕様を採用している。
また、実車で用意されている4種類のボディサイドステッカーを全て収録。さまざまなボディカラーでの塗装が楽しめる。
マスキングなしで塗り分けできる! 斬新な設計に注目
タミヤブースの担当者に注目のポイントを聞くと「ボディ塗装で塗り分けが必要な部品は全て別パーツで構成している点がポイントです。これまでマスキングをして、細かに塗り分けていた部分を別パーツにするよう新設計したことで、塗装のハードルが格段に下がりました」という。
例えばボディは白色だが、ボンネットやフロントフェンダーの上部にあるエアアウトレットなどは黒色となっている。この黒色の部分は全て別パーツになっているので、それぞれを別に塗装して後で装着するだけでいい。
また、ボディの別パーツ化や細部の精密さによって価格が上がってしまうのを防ぐため、目に見えない部分であるエンジンルームなどはなるべく省略化されているそうだ。
実車さながらに再現された本キットは、2024年12月に発売予定。価格は4950円(税込)。組み立てや塗装を存分に楽しんで、迫力ある姿を堪能してほしい。
INFORMATION
タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.370
1/24 ポルシェ 911 GT3 RS (992)
サイズ:全長190mm×全幅85mm×全高55mm
発売予定:2024年12月
価格:4950円(税込)