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最終更新日:2024.05.17 公開日:2024.05.17

日産「初代セフィーロ」が大人向けトミカから登場! “あぶない刑事”仕様も同時発売。

トミーテックは、1/64スケールミニカー「トミカリミテッド ヴィンテージNEO」シリーズの新作として、日産セフィーロ(A31型)3種を2024年10月に発売する。その中には「あぶない刑事」に登場する“港306”仕様も含まれているぞ!

文=岩井リョースケ(KURU KURA)

写真=TOMYTEC

写真左から「日産 セフィーロA31型」のパールシルバーカラー、グレーメタリックカラー、“あぶない刑事”仕様。版権元商品化許諾申請済。(c)TOMYTEC

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「くうねるあそぶ。」初代セフィーロ

■日産セフィーロ(CEFIRO)A31型について
初代セフィーロ(A31型)は、当時の“DINKs”層をメインターゲットとして1988年に登場。初期モデルのキャッチコピーは「33歳のセダン。」だった。このモデルではユーザーの嗜好でエンジンやトランスミッション、内外装の生地・カラーなどを自由に組み合わせるセミオーダーメイド方式「セフィーロ・コーディネーション」を導入。エンジンとサスペンションの組み合わせには呼称があり、RB20DETエンジンに標準サスペンションの組み合わせは「クルージング」、同エンジンに4輪操舵HICAS-Ⅱサスペンションの組み合わせは「スポーツクルージング」と呼ばれていた。

セフィーロは2代目以降FFプラットフォームになってしまうが、初代セフィーロはFRレイアウトを活かして、ドリフトなどのベース車両としても人気を博すなど、現在でもその人気は衰えていない。テレビCMでは井上陽水の「今夜、私に」のBGMと、糸井重里氏が考案した初代セフィーロのキャッチコピー「くうねるあそぶ。」のインパクトが大きく、話題を呼んだ。

LV-N319a 日産 セフィーロ クルージング(パープリッシュシルバー)90年式

■ミニカーとしての初代セフィーロ
トミーテックは、大人向けのディスプレイ用ミニカー「トミカリミテッド ヴィンテージ」シリーズを2004年から展開している。このシリーズでは、1/64スケールながら金属製のボディとシャーシや、ゴム製のタイヤに、ハンドル、シート、ダッシュボードなどの細部まで高い質感で再現し、多くのファンから支持されている。

初代セフィーロは同シリーズから新規金型で製品化。今回は1990~92年に生産された中期型で、先述した「クルージング」タイプを「グレーメタリック」と「パープリッシュシルバー」の2カラーで展開。リアスポイラーはユーザー自身で取付けの選択が可能なので、オーナーになった気分で有無を選択しよう。

LV-N319b 日産 セフィーロ クルージング(グレーM)90年式

■もっとあぶない刑事に登場、「港306」仕様もあるぞ
上記2種に加え、今回はさらに「あぶない刑事」シリーズに登場したA31型セフィーロ(前期型ボディ)もラインナップ。初登場作品は「もっとあぶない刑事」で、コールサイン“港306”として活躍した車両を再現。仲村トオル演じる“町田透”が覆面パトカーとして港306を運転する姿が印象的だ。また、トミーテックでは「あぶない刑事」シリーズの登場車両を数多く展開しているが、今後も継続していくという嬉しいアナウンスも入った。

初代セフィーロ中期型のグレーメタリックとパープリッシュシルバーの税込み価格は3520円、あぶない刑事仕様の初代セフィーロ初期型の価格は4400円で、いずれも発売時期は2024年10月を予定。

※各モデルの詳細写真は画像をクリック、または【記事の画像ギャラリーを見る】よりご覧いただけます。(全29枚)

LV-N あぶない刑事 Vol.11 日産 セフィーロ スポーツクルージング

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