日産「GT-R」のパトカーが大人向けトミカから登場! 白いボディのV-spec N1も同時に発売。
1/64スケールミニカー“トミカリミテッド ヴィンテージNEO”シリーズより、「BCNR33型 スカイライン GT-R」の新仕様が登場。今回は、埼玉県警仕様のパトロールカーと、白いボディのV-spec N1(95年式)の2種を紹介する。
マイナス21秒ロマン。再評価されたR33!
トミーテックは、大人向けのディスプレイ用ミニカー「トミカリミテッド ヴィンテージ」シリーズを2004年から展開している。このシリーズでは、1/64スケールながら金属製のボディとシャーシや、ゴム製のタイヤに、ハンドル、シート、ダッシュボードなどの細部まで高い質感で再現し、多くのファンから支持されている。
■BCNR33型 スカイライン GT-Rとは?
1995年に、BNR32型からフルモデルチェンジして登場した「BCNR33型 スカイライン GT-R」。ニュルブルクリンクでのタイムアタックでは、7分59秒のタイムを記録し、先代BNR32型とのタイム差から「マイナス21秒ロマン」のキャッチコピーがつき、GT-Rとして初めてテレビCMで放映された。
当時は先代より全幅や車重が増したことから、一部の峠道好きユーザーから不満があがったモデルでもあった。だが、近年では長距離からサーキットまで楽しめるキャラクター性が再評価され、人気モデルとなっている。
■埼玉県警とV-spec N1仕様で登場するミニカー
トミカリミテッド ヴィンテージNEOでは、BCNR33型 スカイライン GT-Rから2つの新仕様が登場する。パトロールカーは埼玉県警(高速道路交通警察隊)に当時配備されていたため、ルーフトップには「854」という数字が描かれている。
V-spec N1はその名の通り、N1レース※出場ベース車として設定されたグレードで、外観上はフードトップモール、バンパーのダクト等で通常モデルとの違いを識別する。
※JAFが定めたN1規定に準拠した車両同士で競う、ツーリングカーの耐久レースシリーズのこと。
ミニカーの税込み価格は、埼玉県警仕様が3850円、V-spec N1仕様が3410円。発売はいずれも2024年9月を予定している。
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