フォーミュラE初開催直前、未来の交通ソリューションを見つけるフォーラム、28日に東京大学で開催!
JAFは、3月28日、FIA(国際自動車連盟)、この週末に日本初の「FIAフォーミュラE世界選手権」を開催するフォーミュラEとともに、「FIAサステナブルイノベーションシリーズ」を東京大学で開催する。タイトルは「交通機関のネットゼロ移行」。道路交通とモータースポーツの視点から未来への知見を得られる絶好の機会となりそうだ。
モビリティイノベーターたちの講演を見逃すな!
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、3月28日に、FIA(国際自動車連盟)および「FIAフォーミュラE世界選手権」を運営するフォーミュラEとともに、「FIAサステナブルイノベーションシリーズ」を東京大学で開催するという。東京でのフォーミュラE初開催(3月29日、30日)に伴う形で開催されるもので、タイトルは「交通機関のネットゼロ移行」。道路交通とモータースポーツの未来に向け、脱炭素化と持続可能なソリューションを探るフォーラムである。
現在、道路輸送は世界の炭素排出量の10%を占めており、乗用車の台数は増える一方。FIAとその各選手権競技は、革新的なモビリティソリューションと、レースを通じて設計・実装される輸送関連のイノベーションの導入に取り組んでおり、東京で初開催となるフォーミュラEを機会にJAFと協力。ビジネス、政府、学術、モータースポーツの各界から新時代を造っていくリーダーを集め、将来のモビリティの変革とモータースポーツの役割についての洞察をシェアすることを目的としている。
イベントでは、FIA 120周年記念映像の上映と坂口正芳JAF会長のあいさつの後、「ポジティブな変化をもたらすレースの力」と題したファイアサイドチャットが、ナタリー・ロビン(FIA CEO)とジェフ・ドッズ(フォーミュラE CEO)によって行われる。
続く「モータースポーツにおける技術移転の加速」と題したパネルディスカッションでは、レース場で生まれたモビリティのイノベーションが社会に広範な利益をもたらしたという歴史を振り返る。また、今日のフォーミュラEでテストされているバッテリー技術や向上した持続性、効率的なエネルギー管理システムが、将来の消費者市場に革新的なモビリティの変化をもたらす可能性があることを紹介する。講演者はトマーソ・ヴォルペ(日産フォーミュラEゼネラルマネージャー)、フレデリック・ベルトラン(マヒンドラ・レーシングチーム代表)、国際輸送のDHL代表らとなっている。各講演は英語で実施されるが、日本語同時通訳付きとなる。
■FIAサステナブルイノベーションシリーズ概要
開催日時:2024年3月28日(木) 15:00~17:30(14時40分開場予定)
会場:東京大学 弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
参加費:無料(要申込、先着200名)
申込ページ:https://mr.jaf.or.jp/pg/cl.php?qIds=jFm6OSlBoKRylBC5xRohoATrp_&w&j
申込期限:2024年3月27日(水)23時55分まで
主催:Federation Internationale de l’Automobile(FIA)
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