フォルクスワーゲン「ゴルフ」が誕生50周年! マイナーチェンジした新型を発表。
1974年のデビュー以来、フォルクスワーゲンのベストセラーとして君臨し続けてきた「ゴルフ」。誕生50周年を迎えた今年、その最新モデルが発表された。
誕生50周年を迎えたゴルフ
今年で誕生50周年を迎えたフォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」。これまで8世代にわたって3,700万台以上が販売されてきた。1月24日には、マイナーチェンジしたゴルフとそのワゴン版のゴルフヴァリアントを発表。今回の改良で最新型となった両モデルは、フロントトリアの刷新、新しいインフォテインメントシステム、4つのパワートレインなどが特徴になっている。
エクステリアでは、ゴルフとしては初採用のイルミネーション付きVWロゴとデザインを変更した前後ライトが目を引き、最上位グレードが搭載する「IQ.LIGHT」LEDヘッドライトには最長500mの照射距離を誇るメインビームが組み込まれる。
インテリアでは、画面対角32.8cmの自立型タッチスクリーンが配され、ベース部分には人間工学に基づいた照明付き温度・ボリューム調節用タッチスライダーが設置される。また機能が強化されたマルチファンクションステアリングホイールと新しいIDAボイスアシスタントを採用。エアコン、電話、ナビゲーションなどの機能を制御するほか、天気予報や一般的な質問などあらゆる分野のオンライン情報にアクセスすることができるという。
将来的には人工知能ベースのチャットボット、ChatGPTがIDAボイスアシスタントに統合されることで、拡大を続ける人工知能のデータベースにアクセスすることが可能になり、乗員が日常会話を通じて車両と会話できるようになる予定だ。
新型はハイブリッドモデルも充実
運転支援面では、強化された「パークアシストプラス」が特徴で、駐車時にはアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマが行い、ドライバーはそのプロセスを監視するだけという簡単さに。また4つのカメラを使用して360度のアラウンドビューを作成する「エリアビュー」が新機能として搭載され、その映像によって縁石や駐車スペースのラインが確認できるようになった。
発売時のパワートレインは、マイルドハイブリッド(eTSI)、プラグインハイブリッド(eHybridとGTE)、ターボチャージャー付きガソリンエンジン(TSI)、ターボチャージャー付きディーゼルエンジン(TDI)の4つで、合計9つの異なるグレードが選択可能になる。
プラグインハイブリッドモデルではパワーが向上し、電動モードで約100kmの走行が可能になるほかDC急速充電機能を搭載した。またGTIモデルもパワーアップされ、さらにスポーティなクルマに仕上がっている。
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