このデザインは若者にもウケる! ケンメリやセリカを彷彿させる光岡創業55周年記念モデル「M55 コンセプト」が登場。
光岡自動車が創業55周年記念モデル「M55 コンセプト」を公開した。”大人のハッチバックスタイル”をテーマに、クルマへの情熱がつまったミツオカ車らしい一台に仕上がっている。
光岡 M55 コンセプトとは
光岡自動車は11月16日、創業55周年を記念したコンセプトモデル「M55 CONCEPT(エムダブルファイブ コンセプト)を同社の特設サイトで公開した。
公開を記念して11月24日から12月16日まで「MITSUOKA麻布ショールーム/GALLERY麻布」(東京都港区)で、2024年1月12日から1月28日までは「MITSUOKA富山ショールーム」(富山県富山市)で期間限定の特別展示を行うという。
「M55 コンセプト」のメインターゲットは、1968年創業の同社と同じ55年の人生を歩んだ「同世代の方々」。感受性豊かな少年・少女時代に体験したさまざまな出来事や1970年代の時代感覚をベースに、当時の希望に満ち溢れ、先の未来を変える大きなエネルギーの中、時代を駆け抜けた方々のマインドを形にした、との説明だ。
アメリカナイズドされたカーデザイン
「大人のハッチバックスタイル」とするエクステリアデザインは、丸目4灯のヘッドランプとリアハッチに取り付けた大型のルーバーが特徴で、1970年に登場した初代「ダッジ チャレンジャー」を想起させるもの。近年、「ロックスター」や「バディ」といったアメリカンテイストモデルを発表してきたミツオカらしい展開といえる。
また、見る人によっては当時のケンメリスカイラインクーペやセリカリフトバックを思い出す方もいらっしゃるかもしれない。一方のインテリアは、公式発表はないものの現行シビックのMTモデルがベースであることをうかがわせる。ただし座面や背面に丸い穴を開けたシートデザインなど、やはり当時を偲ばせるものに変更されている。
「お披露目したM55 コンセプトはクルマづくりにかける情熱とミツオカ車にたいする魅力を十分に感じさせ、光岡自動車の自由闊達な楽しさの象徴になると自負しており、先にあるもっと明るい未来を追い求めていた時代のエネルギーを感じていただければと思います」としている。
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