愛・地球博記念公園をネコバスが駆け抜ける!? APMネコバス、2023年度内に運行開始予定!
2023年9月11日、トヨタ自動車、MONET、豊栄交通、スタジオジブリ、愛知県は、愛・地球博記念公園にてAPM(電動低速モビリティ)ネコバスを運行することについて合意したことを発表した。運行開始後、愛・地球博記念公園に行けば乗れるかも!?
愛・地球博記念公園でAPMネコバスを運行開始予定
スタジオジブリのアニメーション映画『となりのトトロ』(1988年公開)に登場するネコバス。不敵な笑み。胴体はバス。12本の足で大地を跳ぶように駆け抜ける。
言わずと知れたこの人気キャラクターをデザインに落とし込んだ「ネコバスのAPM」(※APM=電動低速モビリティ)が、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で運行を予定している。園内には、2022年11月にスタジオジブリ作品の世界観を表現した「ジブリパーク」も誕生しており、さらにその世界観が広がりそうだ。APMネコバスは2024年3月上旬にプレ運行を開始、同月3月中旬には本格運行開始を目指す。
運行経路だが、検討段階であるものの、公園を外周する通路の一部区間を走行する予定。ジブリパーク内をAPMネコバスが走行するわけではないとのこと。
広大な敷地を有する愛・地球博記念公園内の移動を、より楽しく、そして快適に。公園の魅力の向上にも期待できる。
ひと目でわかる! APMネコバスのデザイン
それでは、気になるAPMネコバスのデザインを見てみよう。
となりのトトロを知っていれば、ひと目でネコバスだとわかるのではないだろうか。あの毛足の長いふかふか(すぎる)シートも再現。座り心地もよさそうだ。
ネコバスが飛び跳ねるたびに揺れていた大きなしっぽも、うすいピンク色をした肉球も、作品中のネコバスらしさに溢れていて、見た目にこだわってデザインしたことがわかる。
APMネコバスのベースとなるのは、トヨタの開発した短距離・低速型EV車両。1列目は運転席で、乗客は2列目と3列目に乗る。定員は6名で、車いすの利用にも対応できる。
自然豊かな園内を低速で走行するネコバスに揺られれば、スタジオジブリ作品の世界観に浸れること間違いない。作中のネコバスは超高速で駆け抜けていたことは、この際、忘れることにしよう。
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