菰田潔のなるほど運転レッスン(第4回)|正しいシートベルトの着用
こんにちは、菰田清です。私と一緒に『今さら人に聞けない運転の基本』を動画でおさらいしてみませんか? ひとつひとつチェックしていけば、きっといまより運転がうまくなりますよ! 連載第4回は、正しいシートベルトの着用について解説します。
シートベルトはバックルにしっかりと差しましょう
ドライバーならすでに常識となったシートベルト着用。シートベルトにも正しい締め方があるのをご存知でしたか。適正に着用できていない場合、いざというときに効果を十分に発揮しないこともあるので、ここで締め方をおさらいしましょう。
今回は、正しいシートベルトの着用について説明をしたいと思います。まず、シートベルトを引っ張り出してショルダーベルトを右手で前に押しながら左手でタング(金具)を持って、バックルに差します。
装着後は、体に密着させるように調整しましょう
バックルに差した後は、ショルダーベルトの一番下の部分を持って、ぎゅっと首の方に引っ張り上げます。そうすることで、ラップベルトという腰ベルトがきちんと腰骨に当たっていることが確認でき、なおかつショルダーベルトが密着します。
シートベルトが体に密着している方が、万が一クルマが衝突した時に安全性が高まるわけです。運転席ではなくて助手席も、もちろん後ろの席も、全席シートベルトをしてください。お子さんの場合には、体格に合ったチャイルドシートを選ぶようにしましょう。
<プロフィール>
菰田潔(こもだ・きよし)
多くの運転講習会で講師を務めるモータージャーナリスト。その理論的で分かりやすい教え方から “プロフェッサーこもだ” とも呼ばれることも。