憧れの高級EVカーが乗り放題!ふるさと納税でもらえるホテルのカーシェアプランがすごい
2022年7月20日に、北海道の上士幌町が運営する「カミシホロホテル」は、ふるさと納税返礼品としてカーシェアプランを出品した。この宿泊プランでは「ポルシェ タイカン4S」と「テスラ Model S」が用意され、最大24時間利用することが可能となっている。
地方創生を目指す上士幌町
上士幌町は北海道十勝地方の北部、日本一広い国立公園である大雪山国立公園の東山麓に位置する。町内の約76%が森林地帯で、人口約5,000人に対し牛は4万頭と、人よりも圧倒的に牛の方が多い町だ。
その自然豊かな町は、最先端のテクノロジーを積極的に取り入れているチャレンジングな町でもある。町は脱炭素に向けた計画提案内容が評価をされ、2022年4月26日に第1回脱炭素先行地域に選定された。「ゼロカーボン上士幌の実現とスマートタウンの構築」をコンセプトにICTによる地方創生を目指している。
カーシェアプランをふるさと納税返礼品に
そんな上士幌町で、2021年7月に誕生したスマートホテル「カミシホロホテル」では、1泊2日の宿泊に加え、チェックインから翌日のチェックアウトまでEVカーの乗り放題権が付いた、カーシェアプランを出品している。
そして、この宿泊プランそのものが、ふるさと納税の返礼品扱いとなっているのがユニークだ。また、EVカー乗り放題の対象車として、「ポルシェ タイカン4S」と、「テスラ Model S」が用意されているおかげで、一段と返礼品のプレミアム感が増している。
このプランには環境に優しいEVカーで、北海道の大自然を満喫する旅を全国の人に楽しんでもらいたいという、上士幌町の想いが込められている。ふるさと納税で応援し、憧れの高級EVカーを満喫し、それが北海道の環境に負荷をかけない旅になるのなら、一石三鳥のプランといえるだろう。
■返礼品概要
商品名: カミシホロホテル プレミアムEVカー カーシェアプラン
寄付額: 100,000円
申込みページ:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/01633/5480038
ポルシェ タイカン4S
ポルシェ初の電気自動車で、スポーティなセダン。ドライビングモードは「レンジ」「ノーマル」「スポーツ」など、状況に合わせて切り替えが可能。このタイカンにはエレクトリック スポーツサウンドを搭載しており、スポーツカーらしいエキゾースト音を楽しむことができる。ポルシェ タイカン4Sは4月下旬~11月中旬まで利用可能。
・定員: 5名
・加速: 0-100 km/h 4秒
・最大航続距離: 約390km ※気温やバッテリーの状態で変動
・バッテリー容量:93.4kWh
テスラ Model S
Model Sはスピードと航続距離を兼ね備えており、圧倒的な加速力とパフォーマンス、そして洗練された美しいデザインが目を惹く。
高出力モーターがもたらす加速はどこまでも続き、宇宙船の加速を思わせるような未知のサウンドとフィーリングを提供してくれる車。運転支援機能のオートパイロットも装備されており、広大な北海道の大地でも運転手の負担を軽減してくれる。
・定員: 5名
・加速: 0-100km/3.2秒
・最大航続距離: 652km
・バッテリー容量:100kWh
カミシホロホテルで1泊2日の宿泊
ホテル概要
全室コンパクトなシングルタイプ
広さ 12.68平方メートル
定員 2名
室数 15部屋(今回のカーシェアプランでは1室2名・ダブルベッドでの宿泊)
住所:北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線237-30
ホテル付近のおすすめドライブスポット
カミシホロホテルを拠点にEVカーを満喫するなら、総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)と、日本一広い公共牧場「ナイタイ牧場」で、地平線まで続く雄大な大地を走り抜けたい。
また、そのナイタイ牧場に続く経路として道道337号があり、こちらは非常に長い直線道路で有名。豊岡見晴台公園は十勝の大平原を見渡せる駐車場となっており、ドライブの途中で一息つくには最適なスポットとなっている。
ナイタイ高原から山奥を目指すように、糠平国道(国道273号)を進むと、三国峠展望台がある。ここでは大雪原生林(たいせつ・げんせいりん)の大パノラマを展望することができる。全国トップクラスの人気コースをハイクラスのEVカーでドライブすれば、最高の気分を味わえるだろう。
写真=ルイス・ミッシェル