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最終更新日:2022.10.06 公開日:2022.10.06

富士スピードウェイホテルとミュージアムに初潜入! 自動車ファンの新たな聖地に!?

2022年10月7日、富士スピードウェイ内に「富士モータースポーツホテル」と「富士モータースポーツミュージアム」がオープンする。モータースポーツとラグジュアリーな体験を提供する施設の魅力とは? 先立って開催されたメディア内覧会で、その豪華な設備を激撮してきた。

文=小林祐史(YKイメージ)

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ホテルの目の前がサーキット!

サーキットが眼前に広がる客室のバルコニー。(写真=小林祐史)

 10月7日のオープンに先駆けて、富士モータースポーツホテルと、同ホテル内に併設されている富士モータースポーツミュージアムのメディア内覧会が行われた。両施設は、富士スピードウェイの敷地内に立地しており、クルマとモータースポーツのラグジュアリーな体験を提供する複合施設「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトの一部となっている。

 ホテルは地上9階、地下1階のホテル棟と、全室プラベートガレージ付きで平屋のヴィラ棟が5つ、さらにホテル地下の源泉から汲み上げられた温泉、プール、アスレチックジム等の入ったヴィラ棟からなる。

 ホテルのテーマは「モータースポーツとホスピタリティーの融合」で、各国のハイブランドホテルのデザインを手掛けているハーシュベトナ&アソシエイツ(HBA)が担当し、運営はハイアットが行う。「アンバウンドコレクション by Hyatt」としてハイアットが展開する、唯一無二のテーマやストーリーを持つコレクションブランドホテルでもある。

優雅な空間でモータースポーツを楽しむ

客室は全室バルコニー付きで、サーキットもしくは富士山が望める。(写真=富士モータースポーツホテル)

 富士スピードウェイホテル内の空間は、落ち着いたラグジュアリーな雰囲気となっている。しかしなんといってもこのホテル最大の魅力は、窓からの景色だ。ホテル棟の4〜8階にある客室は、全室バルコニー付きで、サーキット側の部屋からは富士スピードウェイの最終コーナーなどが一望できる。他にも2階のロビーラウンジからは富士山、そして9階のルーフトップテラスからは、サーキットと富士山の両方を眺めることができ、窓からの眺望はまさに圧巻だ。気になる宿泊料だが、シーズンやイベント開催等によって変更はするものの、1室4万4000円(税、サービス料別)からとなっている。

富士スピードウェイの西ゲート付近に立地する富士モータースポーツホテル。(写真=小林祐史)

モータースポーツをテーマにした博物館がスゴイ!

富士モータースポーツミュージアムのエントランス横には、トヨタ7が展示されている。(写真=小林祐史)

 富士モータースポーツミュージアムは、富士モータースポーツホテルの1〜3階に併設されており、ホテルを利用しなくとも入館料を支払えば見学できる施設となっている。同ミュージアムは、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館の姉妹館で、国内外の自動車メーカー10社が連携し、さまざまなレース(モータースポーツ)に出場したレーシングカー等が約40台展示されている。

 施設内は、黎明期、発展機、未来という時代や、ミッレ・ミリア、ル・マン、ラリー、GT等のレースのカテゴリー、もしくは日本、欧州、北米等の地域といったテーマでゾーンを分けて展示されている。つまり、時代や時間を縦軸に、カテゴリーや地域を横軸にすることで、約130年というモータースポーツの歴史を体系立てて知ることができる博物館となっているのだ。

初公開となるレーシングマシン、トヨペット・レーサーも展示される。(写真=小林祐史)

トヨタ以外の日本製レーシングカーも多数展示。写真は日産R391。(写真=小林祐史)

水平対向8気筒エンジンを搭載したポルシェ904カレラGTS。(写真=小林祐史)

 なお富士モータースポーツミュージアムは、ホテル利用者以外も入館できる。ただし現在は予約優先制となっているため、来場前に公式ウェブサイトから予約を入れることを忘れずに。

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