ランボルギーニが新型「カウンタック LPI 800-4」を日本初公開。伝説のスーパーカーが現代に蘇る!
ランボルギーニのアイコン、カウンタックが半世紀の時を超え、最新テクノロジーとともに21世紀に復活した。6月21日に開催された「カウンタック LPI 800-4」ジャパンプレミアの模様を写真と映像とともにお届けする。
21世紀に生まれたカウンタック
現代に蘇った新生ランボルギーニ・カウンタックがついに日本に上陸を果たした。1974年のデビューから50周年を記念し製作されたこのスペシャルモデル「カウンタック LPI 800-4」は世界限定わずか112台のみ。今回、その貴重な1台がお披露目された。
スーパーカーブームの火付け役の一台としてあまりにも有名な初代カウンタックだが、新型でもそのスタイリングに多くの共通点を持つ。かの有名な、上方に開閉するシザードアの採用はもちろんのこと、カウンタックらしい顔つきを印象付ける長くて低いグリルやヘッドライト、フロントのボンネットのライン、そして六角形のホイールアーチなどがLP500やLP400を彷彿とさせる。
「新型でも、ひと目で”クンタッチ”(日本語でワォ!という驚きの意味)となるようなデザインを目指しました。ディアブロやムルシエラゴ、アヴェンタドールといった歴代モデルでも引き継がれている、くさび形のようなウェッジシェイプ、つまり私たちがスペースシップラインと呼ぶデザイン言語はこの新型にも見事に継承されています」
そう語るのは、当日オンラインで登壇したランボルギーニ本社のデザイン部門のトップ、ミティア・ボルケルト氏だ。入社以来、ミュージアムに足繁く通い、長年に渡りカウンタックのデザインを研究してきたという。
馬力もお値段もやっぱりスーパーだった
パワートレインは、自然吸気6.5リッターV12エンジンに、電動モーターとスーパーキャパシタを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載し、合計最高出力814psを発揮。0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は355km/hとスペシャルなモデルに相応しい性能を発揮する。
なお当然ながら「カウンタック LPI 800-4」はすでに完売。日本からは10台弱がオーダーされているという。気になる価格は200万ユーロ(約3億円)だそうだ。現代においても、カウンタックはやはりスーパーなクルマである。