新型コロナ対策で中止のモーターサイクルショーを、各社がバーチャルで実施
新型コロナウイルス拡大対策の1つであるイベント自粛要請によって中止となった「第36回大阪モーターサイクルショー2020」と「第47回東京モーターサイクルショー」だが、出展予定だったモデルをインターネット上で公開する「バーチャルショー」を独自に開催する動きが出てきた。
ホンダは実物ブースを再現したバーチャルモーターサイクルショーを公開
バーチャルショーに最初に名乗りを上げたのがホンダだ。本来なら東京モーターサイクルショーの開幕日となるはずだった3月27日(金)12時より、出展予定だったバイクを、ウェブサイト上の「Hondaバーチャルモーターサイクルショー」にて公開すると3月23日に発表。その手法はインターネットという仮想空間に、実物さながらのバーチャルブースを再現し、そこにバイクを展示する。ブースは、HondaブースとDream Networkブースの2つから構成され、全29台のバイクが並ぶ。閲覧には360°画像などといったバーチャルならではの手法を用いている。
公開されるバイクには、ワールドプレミアとなるコンセプトモデル「FUNモデル」や、参考出品のスーパーカブ110・スペシャルverも含まれ、両車は今回の公開が世界初となる。その他にも市販予定車や、発売間近・直後といったニューモデルが並ぶ。
今後は「Honda Bike公式Twitter」と「Honda Bike公式Facebook」などで、バーチャルモーターサイクルショーに関する情報を発信するという。
「Honda バーチャルモーターサイクルショー」https://www.honda.co.jp/motorcycleshow/
スズキは映像を交えて新型バイクをウェブサイト上で公開
同じ3月27日(金)、スズキも大阪・東京モーターサイクルショーに出展予定だったバイクを、ウェブサイト上の「スズキWEBモーターサイクルショー」で公開する。そのウェブサイトでは新型バイクの紹介映像なども併せて公開される予定だ。
なおウェブサイトの公開時間や、バイクの車種などの詳細な情報は未発表だが、Twitterの「スズキ株式会社・国内二輪公式アカウント」にて順次情報を発信していくという。同社公式アカウントのツイートをチェックしておこう。
「スズキWEBモーターサイクルショー」https://www1.suzuki.co.jp/motor/web-mcs2020/