【延期】星野富弘氏「花の詩画展」銀座で開催。「富弘美術館」開館30周年記念、4月25日から。
詩画作家・星野富弘氏の詩画展「花の詩画展2020」の開催延期が決定した。
やさしさがあふれる詩と花に包まれた空間
2020年4月25日(土)~5月11日(月)に、銀座教文館で開催が予定されていた「星野富弘 やさしさを、一輪の花によせて 花の詩画展2020」の延期が決定した。延期日程は来春を予定しているそうで、購入済みのチケットはその際に利用できるとのことだ。
今回の展覧会は、2021年に迎える「富弘美術館」開館30周年を記念したもので、作品展示のほかに同氏の初著「愛、深き淵より。」特設コーナーや、詩画集、グッズの販売コーナーも設置される予定だ。 ※内容は一部変更の場合あり
【「星野富弘 花の詩画展2020」概要】※延期決定
日時:2020年4月25日(土)~5月11日(月)/10時~19時(入場は18時30分まで)
場所:銀座教文館 9F ウェンライトホール
<第2会場>3F ギャラリーステラ
入場料:一般 600円/小中学生 無料
※ギャラリーステラの入場は無料
アクセス:地下鉄銀座線・日比谷線 銀座駅、A9出口 徒歩約1分
地下鉄丸の内線 銀座駅、C8出口 徒歩約3分
地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅、8出口 徒歩約3分
JR山手線 有楽町駅、徒歩約6分
星野富弘氏は、24歳の時、中学校教諭としてクラブ活動の指導中の事故が原因で脊髄を損傷。四肢の自由を失ってしまったが、入院中の1972年から口に筆をくわえて絵や文字を描き始めた。柔らかな水彩タッチで生命の尊さや、何気ない日々の想いをしたためた詩画は、今日まで多くの人々に希望や癒しを与え続けている。
風光明媚なふるさとに建つ「富弘美術館」
1991年には、星野氏のふるさとである群馬県みどり市に「富弘美術館」が開館。9年間の入院生活から久しぶりに帰郷した星野氏を迎えてくれたのは、鮮やかな四季折々の豊かな自然だった。この美しい地に建つこの美術館には、毎年約8万人が訪れるそうだ。2021年には開館30周年となる現在でも、訪れる人たちを珠玉の作品とともにやさしく迎え入れてくれている。
ひとつの筆から生み出されるやさしい星野氏の作品。「花の詩画展2020」では、心を和ませ “幸せ” について改めて考えるきっかけを与えてくれそうだ。なお、延期にともなう展示内容の変更については、現段階では未定だ。今度の情報更新に合わせてお知らせしていきたい。